米アマゾン・ドット・コムは6月初旬、欧州のフルフィルメントセンター(大型物流倉庫)へ100億ユーロ(約1兆8500億円)以上を投資する計画を発表した。新たなロボティクス技術の導入や、2万5000人の雇用創出が盛り込まれている。計画には、物…
AIデータセンター建設に「物理的壁」 巨額資金を積み増すも電力確保や部材調達が難航 グーグルやSBGの計画活発化も、送電網接続の遅れや半導体高騰が課題に
6月上旬、世界の巨大テック企業による人工知能(AI)インフラへの巨額投資計画が相次いで明らかになった。米グーグル親会社アルファベットは、データセンター建設向けに847億5000万ドル(約13兆7000億円)の増資計画を発表した。ソフトバン…
トランプ氏のAI大統領令と「ミュトス」の提供先拡大、一転して電撃的な全面停止へ 義務化避けた30日の任意検証、アマゾンの指摘契機に「強権発動」の波紋
トランプ米大統領は6月2日、最先端のAI開発企業に対し、最新モデルの公開前に政府への情報提供を求める大統領令に署名した。これは、サイバー防衛能力に優れた新型AIの台頭を受けた安全保障対策の一環である。同日には、米新興アンソロピックが新型モ…
エヌビディア「RTX Spark」参入の狙いと課題、自律型AIが迫る個人向けPCの構造転換 クラウドからエッジへ広がる垂直統合、高性能領域でArmシフトが加速するか
今月上旬、台湾で開催された技術イベント「GTC台北」において、米エヌビディア(NVIDIA)と米マイクロソフトは新プロセッサー「RTX Spark」を搭載した新型パソコン「Surface Laptop Ultra」を発表した。データセンタ…
時価総額1兆ドルに達したメモリー大手、複数年契約への移行で価格の安定化図る エージェント型AIが招く供給逼迫と、顧客側が直面する投資回収の成否
主要半導体メモリー大手の時価総額が、相次いで1兆ドル(約160兆円)の大台に乗った。5月下旬、米マイクロン・テクノロジーや韓国SKハイニックスが、韓国サムスン電子に続き、それぞれこの節目を突破した。株価急騰から約3週間が経過した現在、投資…
米Amazon、アレクサに購買機能を統合 自律型のショッピングAIを本格展開 顧客との接点や高収益の広告枠を死守 主導権を巡る流通・テックの攻防戦
米アマゾン・ドット・コムは5月中旬、自社EC(電子商取引)の購買体験を再構築する新たな自律型AIショッピングアシスタント「Alexa for Shopping(アレクサ・フォー・ショッピング)」を発表した。従来の専用チャットボット「Ruf…
グーグル検索が創業来初の大刷新、「脱キーワード」とAIエージェント化が揺らすネット経済の岐路 メタ猛追で広告も対話型へ、購入・決済の自動代行で人間の思考負担はどう変わるか
米グーグルが検索窓の大幅な刷新とAI広告の統合を発表してから1カ月が経過した。キーワード入力から自然な対話への移行は、インターネットの情報収集とビジネスモデルのあり方を根本から揺るがしている。急速に進む「AIエージェント化」の意味と、それ…
AIの主戦場はCPUへ、自律型エージェント台頭で市場再編 台湾で半導体大手が語った次世代の演算展望 垂直統合で推論効率化・インフラ受注、供給網管理や電力抑制で優位競う
AIインフラの競争軸が、従来の学習用GPU(画像処理半導体)から、CPU(中央演算処理装置)を含むシステム全体へと拡大している。2026年5月下旬、米エヌビディア(NVIDIA)と米AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)の経営トップ…
AIエージェントが変えるデジタル生活の地平、グーグル「Spark」が示すクラウド駆動の自律化 常時稼働がもたらす利便性とインフラコスト戦、安全性と電力の課題も
米グーグルが2026年5月中旬の年次技術イベント「Google I/O 2026」で発表した「Gemini Spark(ジェミニ・スパーク)」は、AIの役割を情報支援から行動代行へと変える一歩になるといえそうだ。初期の熱狂や議論が一巡した…
AIインフラは「資本と半導体」の結合へ グーグル・ブラックストーン連合が250億ドルの共同事業で覇権狙う 独自開発の計算能力をCaaS展開、物理的な壁を保有データセンターで解消へ
2026年5月中旬、米グーグルと米投資大手ブラックストーンが発表した共同出資会社の設立は、AIインフラ市場の構造変化を決定づける動きとなった。発表から約3週間が経過した今、この提携の狙いは単なる設備投資を超え、独自半導体の「外販」と「物理…