10月上旬、米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は、データセンターを展開する米国の地域社会に向けて今後5年間で10億ドル(約1600億円)超を追加拠出する支援策を発表した。
あわせて、施設立地にあたって行政機関と結んできた秘密保持契約(NDA)を撤廃する方針を明らかにした。
背景には、AIインフラの急拡大に伴う電力需要の急増が招いた光熱費の高騰や、水資源の消費を巡る住民の激しい反発がある。
全米各地で検討されているデータセンター建設の一時凍結(モラトリアム)案は100件を超えており、テック各社の拡張計画に急ブレーキがかかりつつある。
一方、東部ニューヨーク市議会では、AIシステムの緊急停止(キルスイッチ)機能の導入や内部告発者保護を盛り込んだ法案の公聴会が開かれ、暴走リスクに対する規制強化の動きが強まった。
11月3日の米連邦議会中間選挙を控え、生活コストと安全性を巡る懸念は政治問題へと発展している。

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