AI開発競争が激化する中、そのインフラを支える半導体大手やクラウド企業の間で、巨額の投資と売り上げが表裏一体となった「循環取引」の構図が鮮明になっている。10月下旬、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、米エヌビディア(NVID…
アマゾン新ロボット、「協働」の裏に「効率化」の影 10月発表の「Blue Jay」「Eluna」を再考 最新技術は「作業支援」か「雇用代替」か、示された2つの路線
米アマゾン・ドット・コムは10月下旬、物流現場の効率化と従業員の安全性向上を目的とした新型ロボット「Blue Jay(ブルージェイ)」や、エージェント型AI「Project Eluna(プロジェクト・エルーナ)」を発表した。同社はこれらの…
アマゾン「50万人超 雇用をロボで代替」計画の波紋、効率化至上の内実と「人間と協働」路線の矛盾 75%自動化は「社内一部の見解」か、問われる社会的責任と取締役会の圧力
米アマゾン・ドット・コムが、米国内で50万人以上の雇用をロボットで代替、あるいは新規雇用を抑制する大規模な自動化計画を進めている――。10月下旬、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が内部文書に基づき報じたこのニュースは、米国最大の雇用主…
相次ぐ「AIリストラ」、専門家は「格好の口実」と指摘―企業発表と実態データに乖離 パンデミック下の過剰雇用を修正か、見え隠れする本当の狙い
今秋、欧米のグローバル企業からAIの活用を理由とした大規模な人員削減計画の発表が相次いだ。コンサルティング大手の米アクセンチュアやドイツ航空大手ルフトハンザ、顧客情報管理(CRM)ソフトウエア大手の米セールスフォースなどが数千人規模の削減…
アップル、米中のはざまで綱渡り CEO訪中と裏腹に進む「脱中国」の真意 したたかな全方位戦略、生産拠点の多角化と巨大市場への配慮
米アップルのティム・クックCEO(最高経営責任者)が10月中旬、中国を電撃的に訪問し、政府高官に投資拡大を約束した。この動きは、同社が米中対立の激化を背景にサプライチェーン(供給網)の「脱中国依存」を加速させるなかで行われたもので、巨大I…
グーグル系ウェイモ、ロンドン進出へ ロボタクシー覇権争い欧州にも 都市交通の未来賭け、競争は新段階に
米アルファベット傘下で自動運転技術を開発するウェイモが、欧州市場に参入する。同社は10月中旬、英国ロンドン市内で2026年から完全自動運転タクシー(ロボタクシー)の試験サービスを開始する計画を明らかにした。米国5都市で1000万回以上の有…
オラクル・AMD提携が促す供給網の再編、AI半導体 NVIDIA「1強」に変化の潮流 オープンAI軸に計算資源確保が加速、クラウド大手がAMD次世代品を初採用
米エヌビディア(NVIDIA)が市場の9割以上を占めるAI向け半導体市場の構図が、大きな転換点を迎えようとしている。10月中旬、クラウド大手の米オラクルが、エヌビディアの競合である米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の次世代AI…
オープンAI、半導体自社設計に参入 ブロードコムと提携、計算資源の確保競争が新局面へ 供給網の多角化と「垂直統合」でNVIDIA依存脱却を加速
AI開発を主導する米オープンAIが、AIの頭脳にあたる半導体の自社設計に乗り出す。同社は10月中旬、米半導体大手ブロードコムと戦略的提携を締結。自ら設計したカスタムAI半導体(プロセッサー)を搭載した計算インフラを、2026年後半から導入…
巨大テック決算、AI投資と既存事業の両輪 年末商戦へ強気の見通し iPhone好調、AWSはAI需要で再加速 7~9月期はともに市場予想超え
米巨大テック、アップルとアマゾン・ドット・コムの7~9月期決算が出揃った。両社ともに市場予想を上回る増収増益を達成し、好調な年末商戦への強気な見通しを示した点が共通する。特に注目されるのがAI分野への投資加速だ。アップルはスマートフォンの…
アルファベット・MS決算、AI需要で最高益 クラウド急成長、巨額投資を加速 Google 34%増、Azure 40%増 インフラ構築競争が鮮明に
米IT大手の2025年7~9月期決算は、生成AIブームが業績を押し上げる構図が鮮明となった。グーグル持ち株会社のアルファベットは10月29日、売上高が初の1000億ドルを突破し、純利益が過去最高となったと発表。マイクロソフトも、純利益が四…