米IT大手のマイクロソフト(MS)とメタが発表した2025年10~12月期決算は、ともに純利益が過去最高を更新した。メタは売上高でも過去最高を記録。生成AIサービスの普及がクラウド事業やデジタル広告を押し上げ、盤石な収益基盤を証明した形だ…
AI覇権争いに新局面、グーグルの「逆襲」とオープンAIの「焦燥」 垂直統合の強み発揮する検索王者、品質改善へ背水の陣を敷くAI革命児
2025年半ばから2026年にかけて、AIを巡る覇権争いは大きな転換点を迎えた。対話型AI「Chat(チャット)GPT」の爆発的普及により、長らく「追う立場」に甘んじてきた米グーグルが、盤石なインフラと組織刷新を武器にその勢いを取り戻して…
アマゾン、ブラウザー版アレクサで狙う「家庭用エージェント」市場の開拓 アレクサの「脱・AIスピーカー依存」とマルチモーダル化の影響
2026年1月初旬、米アマゾン・ドット・コムが提供を開始した「Alexa.com(アレクサ・ドット・コム)」は、同社のAI戦略における重要な転換点となった。これまで「Echo(エコー)」などのスマートスピーカーを通じた「音声」主体のインタ…
エヌビディア、自動運転と次世代チップで見せた「フィジカルAI」への布石 2026年CES発表を振り返る:半導体からサービス・インフラへの垂直統合
2026年1月初旬、米ラスベガスでテクノロジー見本市「CES」が開催されたが、この会場で米エヌビディア(NVIDIA)が示した一連の施策は、同社の新たな野心を鮮明にするものだった。「チャットボットの背後にある計算資源」という従来の役割を超…
人型ロボット、2026年の分水嶺 米テスラの戦略転換と中国の量産攻勢 「AIシフト急ぐ米巨大資本」VS.「商用化で先行狙う国家ベースの中国勢」
2026年の幕開けとともに、次世代産業の核心とされる人型ロボット(ヒューマノイド)を巡る米中覇権争いが新たな局面を迎えている。米テスラのイーロン・マスク氏がロボティクスへの劇的なシフトを打ち出す一方で、中国勢は国家戦略の強力な後押しを背景…
アマゾン、AIショッピングエージェントとの「共存」へ舵か 「リーダーのジレンマ」に直面 外部ボット遮断から提携へ、データ開放巡りネット通販覇権維持へ苦渋の決断
2025年末、米アマゾン・ドット・コムは大きな転換点を迎えた。同社が長年築き上げてきたEコマースの牙城に対し、米オープンAIや米グーグル、米パープレキシティといったAI各社が「ショッピングエージェント」を次々と投入。消費者がアマゾンのサイ…
米中半導体「2027年までの猶予」が映す技術の壁、関税先送りとAI格差の深層 圧倒的優位を背景とした「管理された休戦」の1カ月を振り返る
トランプ米政権が中国製半導体への新たな追加関税について、その発動時期を2027年6月まで事実上先送りする方針を打ち出してから1カ月が経過した。形式的には不公正な貿易慣行を認定して「即時発動」の形を取りつつも、実質的な税率は18カ月間にわた…
アップル、2026年「AI反転」への正念場 先送りの25年を経て問われる実効性 経営陣刷新とSiri強化で再起へ、グーグルとの提携で独自の弱点補完
米アップルが、自社の命運を左右する重要局面に立たされている。2025年は「iPhone 17」シリーズのヒットにより、14年ぶりにスマートフォン世界出荷台数首位を奪還するという記録的な年となった。その一方で、生成AIへの対応については、競…
労働市場の転換点、2025年「AIリストラ」の総括と2026年に積み残された課題 「効率化」の名の下で失われた「経験の場」をどう再設計するか
2025年という年は、後に「労働市場におけるAIの本格進出が可視化された年」として記録されることになるだろう。2026年を迎えた今、私たちは昨年末に吹き荒れた人員削減の嵐を冷静に振り返る時期に来ている。米雇用調査会社チャレンジャー・グレイ…
ロボタクシーが「日常」となった2025年を振り返る 米中覇権争い、新たな局面へ 先行ウェイモを追うテスラとアマゾン、中国勢も国外展開を加速
2025年は、ロボタクシー(完全自動運転タクシー)がSFの世界を脱した1年として記憶されるだろう。長らく「次世代の移動手段」とされてきたが、米国や中国の大都市では、一般の利用客にとっての「日常的な選択肢」として定着した。米アルファベット傘…