米グーグル傘下のAI(人工知能)開発部門、グーグル・ディープマインドのデミス・ハサビスCEO(最高経営責任者)はこのほど英ロンドンで開いた説明会で、人間と同等かそれ以上の知能を持つ汎用人工知能(Artificial General Int…
アップルとアマゾンの決算じっくり振り返る:増収増益も迫る関税リスク、供給網・先行き見通しに影
巨大IT(情報技術)企業の米アップルと米アマゾン・ドット・コムが相次いで発表した2025年1〜3月期決算は、いずれも売上高・利益が市場予想を上回る好調な内容だった。しかし、両社ともに米政府の対中関税など地政学リスクの高まりを強く意識してお…
アップル、「Siri」のAI機能強化が2026年にずれ込む見通し 目玉機能の開発難航
米アップルは先ごろ、音声アシスタント「Siri」のAI(人工知能)機能の強化が2026年にずれ込むとの見通しを明らかにした。アプリ連携や個人情報の活用など、次世代Siriの目玉機能の開発が難航しているようだ。アップルは2024年6月に開催…
中国スマホメーカーがトランプ対中強硬策に警戒 世界に最新技術披露も「米中対立」の影
今年3月にスペインで開催されたモバイル関連見本市「MWC 2025」で、中国のスマートフォンメーカーが最新技術を披露して存在感を高めた。しかし、第2次トランプ米政権によって米中間の技術対立が再燃する可能性がある。中国各社は警戒感を強めてい…
アップル、中国市場で苦戦 新型iPhone「16e」で巻き返し狙うも課題山積
米アップルは中国市場でスマートフォン「iPhone SE」の後継機種を発売し、巻き返しを狙う。かつて中国のスマホ市場でシェアトップを誇っていた同社だが、近年は中国勢の猛追に苦しんでいる。特に、vivo(ビボ)や華為技術(ファーウェイ)は、…
AI投資は前例なき水準で急増、けん引役は「推論モデル」 データセンター需要も爆発的
AI(人工知能)への投資が、テクノロジー大手や各国政府、ベンチャーキャピタリスト(VC)によって前例のない水準で急増している。その背景には、投資の焦点が従来の大規模言語モデル(LLM)から、推論モデルやAIエージェントといった技術にシフト…
アマゾン、AIの「幻覚・虚構」克服に数学的アプローチ その手法「自動推論」とは?
米アマゾン・ドット・コムは、生成AI(人工知能)が事実でないことを事実らしく作り上げる「ハルシネーション(幻覚)」と呼ばれる虚構回答の問題に、数学的アプローチで取り組んでいる。AIの回答精度を高めることで、信頼性を向上させ、ビジネス機会の…
アップルがインドへ本格シフト、「iPhone 16 Pro」の現地生産実現も課題は山積
米アップルは、中国偏重のサプライチェーンからの脱却を目指し、インドへのシフトを加速させている。背景には、米中貿易摩擦、中国政府の「ゼロコロナ政策」によるサプライチェーン混乱の苦い経験、そしてインド市場の潜在力がある。英フィナンシャル・タイ…
電力爆食の米国データセンター、今後3年で需要3倍 AIサーバーは高性能半導体や強力冷却が必須
米エネルギー省(DoE)が所管するローレンス・バークレー国立研究所(LBNL)の報告書によると、米国のデータセンターの電力需要は、今後3年間でほぼ3倍に増加し、同国電力の最大12%を消費する可能性がある。データセンター業界が人工知能(AI…
アップル、折りたたみiPhone計画 2026年に発売か デザイン大幅刷新で成長回復へ
米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこのほど、米アップルが折りたたみ式電子機器の市場投入を計画していると報じた。長年にわたり漸進的なアップデートしかしてこなかった同社は、デザインを刷新し、事業成長の回復を狙っているという。関係者…