半導体の受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、トランプ政権においても米国の「CHIPS・科学法」に基づく補助金の支給が続くとみている。一方、トランプ氏はかねて、台湾の半導体産業を非難しており、新政権の発足に伴いTSMCに対…
対中規制、第2次トランプ政権はどう引き継ぐのか バイデン前大統領、政権末期に矢継ぎ早の規制案
バイデン前米政権は、その政権末期だった2025年1月中旬に相次いで新たな半導体輸出規制を発表した。中国が軍事や技術分野でAI(人工知能)を活用することを阻止するための最後の締め付け策だったと米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は報…
Amazon、次の外販は「広告技術」 他の小売業者に 今度は自社向けアドテック、競合ECサイトに有償提供
米アマゾン・ドット・コムはこのほど、自社の電子商取引(EC)事業向けに開発してきた広告技術(アドテック)を外部の小売業者が利用できるようにするサービスを始めると明らかにした。これは「Amazon Retail Ad Service(Ama…
2024年の世界スマホ出荷、アップルとサムスンが減少 1・2位維持も中国勢との競争激化
米調査会社のIDCがこのほど公表したデータによると、米アップルと韓国サムスン電子の世界スマートフォン出荷台数は、2024年の10~12月期と年間のいずれも減少した。小米科技(シャオミ)などの中国メーカーとの競争に苦戦し、伸び悩んだ。202…
世界パソコン市場、3年ぶりプラス成長達成 2024年 2025年は「AI PC」が買い替え需要けん引か
2024年の世界パソコン出荷台数はわずかながらもプラス成長を遂げたようだ。通年では2億6270万台が出荷され、2023年から1%増加した。10~12月の出荷台数は前年同期比1.8%増の6890万台だった。米調査会社のIDCがこのほど、市場…
米国防総省、テンセントやCATLを「軍事企業」に指定 ネット・電池・通信・科学・航空機・海運など中国有数の企業
米国防総省はこのほど、同省が軍事的性質を持つと特定した企業のリストに、中国有数の企業を加えた。ネットサービスや車載電池、通信、科学、航空機、海運など多岐にわたる分野の企業が「中国軍事企業」に指定された。米ウォール・ストリート・ジャーナル(…
アマゾンの衛星通信「Kuiper」とは、英市場にも進出 まもなく「衛星コンステレーション」配備
米アマゾン・ドット・コムの人工衛星事業「Project Kuiper(プロジェクト・カイパー)」が英国で衛星通信サービスを開始する計画を進めている。早ければ2025年内にもブロードバンドサービスを展開できる可能性がある。英紙フィナンシャル…
iPhone、中国で苦戦続く 外資系スマホ出荷47.4%減 アップル、異例のセールでファーウエイ対抗
米アップルの中国におけるスマートフォン販売が苦戦を強いられている。政府系シンクタンクの中国情報通信研究院(CAICT)がこのほど公表したデータによると、2024年11月の外資系ブランドのスマホ出荷台数は前年同月比で47.4%減少した。CA…
28年までに15.7兆円規模、AIインフラ機器の世界市場 けん引役は「アクセラレーテッドサーバー」
米調査会社のIDCによると、世界のAI(人工知能)インフラ機器(サーバー及びストレージ)の市場は、2028年までに1000億米ドル(約15兆7000億円)を超える規模に達し、かつてない成長を遂げる見通しだ。世界市場をリードするのは米国だが…
2025年の半導体市場15%成長 2nm技術や先端封止技術 AIと高性能コンピューティングがけん引
米調査会社のIDCによると、世界の半導体市場は2025年に15%超成長する見通しだ。AI(人工知能)とHPC(高性能コンピューティング)への世界的な需要が引き続き増加することが要因だ。クラウドデータセンターから特定産業の主要アプリケーショ…