米連邦取引委員会(FTC)がついに米アマゾン・ドット・コムの中核事業に切り込んだ。9月26日、FTCと米17州の司法長官らは、アマゾンが反トラスト法(独占禁止法)に違反したとして、米西部ワシントン州連邦地方裁判所に提訴した。FTCはこれま…
アーカイブ 9月 2023
Amazon、生成AIで方針転換 新興企業に最大40億ドル マイクロソフトやグーグルに対抗
米アマゾン・ドット・コムは9月25日、生成AI(人工知能)開発の米新興企業、アンソロピック(Anthropic)と戦略提携し、最大40億ドル(約5960億円)を出資すると明らかにした。取引の一環として、アンソロピックはアマゾンが自社開発す…
iPhone 15、中国とインドで好調なスタート 低迷する世界スマホ市場の懸念払拭できるか?
2023年のスマートフォン市場は出荷台数が前年割れとなり、低迷が続くと予想されているが、米アップルがこのほど発売した新型スマホ「iPhone 15」シリーズは好調なスタートを切ったようだ。ロイター通信によると、世界最大のスマホ市場である中…
アップルがiPhoneに自前通信チップを搭載しない理由 クックCEO、2018年に通信半導体の設計・製造を指示
このほど発売された米アップルの新型スマートフォン「iPhone 15」シリーズには、同社が過去何年もの歳月と数十億ドル(数千億円)を費やしてきた、自社開発の通信半導体が搭載されていない。その理由はアップル社内における同プロジェクトの大失敗…
中国・華為がスマホ市場で復活 Appleへの脅威に 米政府の対中規制下、高性能半導体を自国生産
今後の米アップルにとって最大のリスクは、中国通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)の復活だとの観測が流れている。ファーウェイが2023年8月に発売した最新スマホ「Mate 60 Pro」には、比較的高性能の半導体が搭載されている。米C…
Googleが生成AIでクラウド強化、支えるNVIDIAとTSMCは対中規制などに直面
クラウドコンピューティング市場で米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)や米Microsoft(マイクロソフト)の後を追う米Google(グーグル)。グーグルは、生成AI(人工知能)を組み込んだサービスに力を入れるほか、米半導体大…
Amazon、次の大ヒットは何なのか? 模索続く 成功に導いた3本の柱に次ぐ「第4の柱」
米ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、米アマゾン・ドット・コムの幹部らは、彼らが「第4の柱(fourth pillar)」と呼ぶもの、つまり、次の大ヒット事業を何年もの間、模索し続けているという。アマゾンはこれまで、さまざまな業界で…
台湾TSMC、AI向け半導体好調もスマホやPC向けに懸念 製造装置メーカー大手に納入延期を要請
半導体の受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が、最先端半導体向け製造装置の納入を遅らせるよう取引先に要請したと、ロイター通信が報じた。顧客需要に対する懸念の高まりを受けた措置だという。TSMCは、米エヌビディアや米アップル、…
アップルの新型iPhone、中国で盛り上がり作り出せず ファーウェイの復活が背景に
米アップルが米国時間9月12日に発表した新型スマートフォン「iPhone 15」シリーズは、中国では大きな盛り上がりを見せなかったと、米ウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。一部の熱心なアップルファンは夜遅い時間まで起き、米国から…
アップル、iPhone向け通信半導体の自社開発難航 クアルコムとの調達契約3年延長
米半導体大手のクアルコムは9月11日、スマートフォン「iPhone」向け通信半導体の供給で、米アップルと3年間の契約を締結したと明らかにした。2024年、25年、26年に発売されるiPhone、つまりiPhone 16、同17、同18 (…