これまで無料で提供してきたネット・サービスを今秋からブランド名を変えて,有料にする――先週ニューヨークで開催された「Macworld New York 2002」で米Apple ComputerのSteve Jobs氏 […]
アーカイブ 2002
「Webの標準技術に特許料を認めるか?」!)!)W3Cを舞台に激論続く
「標準仕様となった技術を使うのに特許料を払わなくていけないのか?」――HTMLなどのWeb関連の業界標準を定めるW3C(World Wide Web Consortium)が,特許料をめぐる論議で揺れている。ちょうどこ […]
注目集める企業情報ポータル
“EIP”という用語をご存じだろうか? EIP(Enterprise Information Portal)とは一言でいえば,「社員向けのマイ・ポータル」のことである。ひところは「BtoE(企業-従業員間)ポータル」と呼ばれていたこともあったが,今ではこのEIPの方が一般的になっている。EIPは日本では「企業情報ポータル」と直訳されているが,これを縮めて「企業ポータル」と呼ぶことも多い。
世界経済を揺るがす米ワールドコムとはどんな企業だったのか
6月25日に粉飾決算が発覚した米WorldComのニュースが連日報じられている。この問題を引き金にしてWorldCom社は現在,資金調達が困難な状況に直面している。場合によってはチャプター11(米連邦破産法11条:日本の会社更生法に相当)の適用申請に追い込まれるのではないかとも言われている。
なぜ米国ではDSLが普及しないのか?
先ごろ総務省がまとめた統計によると,日本におけるDSL(Digital Subscriber Line)サービスの加入者数はこの5月末で300万人超となった。昨年末時点では150万超だったので,わずか5カ月で倍増したことになる。つまりここ最近の日本ではDSLの加入者数が,なんと1カ月に30万人,1日にして1万人のペースで増え続けているのである。
今秋登場のタブレットPC,あなたは「買い」?
「来週,ニューヨークで開かれるイベントで米MicrosoftがタブレットPC用OSの最新版を披露する」――つい先日,米メディアでこのような報道が流れた。そのイベントとは6月25~27日の「TECHXNY」。なじみのない […]
“夢の録画機”PVRに見る米国ベンチャーの活力と挫折
「せっかくのワールド・カップも勤務時間中でテレビを見られない!」。そんな人の中にはテープではなく,ハードディスクやDVDに記録するビデオ・レコーダーを新たに買い求めた人もいることだろう。米国では,こうした装置はPVR( […]
注目集める無線LANのセキュリティ,問題解決への取り組みを見る
手軽に高速ネット接続できる無線LANは,今や多くの人にとって欠かせないものになっている。しかし,そのセキュリティについては,相変わらず問題視されているのが現状だ。米国のメディア報道や企業のプレス・リリースでも,この話題には事欠かない。そこで今回はこれまでの経緯をたどりながら,「無線LANは何が問題なのか」,「問題に対してどのような取り組みがあるのか」――を整理する。
米マイクロソフトとオープン・ソース陣営の争い再燃
「米Microsoftとオープン・ソース陣営の間で争いが再び勃発した」というニュースが5月初旬に伝えられた。ことの発端は同社が公開した,ファイル共有プロトコル「CIFS(Common Internet File Sha […]
ドメイン名の総元締めICANN,「巨大な権限」と「閉鎖性」に非難の声
kokubo.comやnikkeibp.co.jpといったドメイン名の一番後ろの「.com」「.jp」はトップレベル・ドメイン(TDL)(注1)と呼ばれる。最近は,「.biz」「.info」「.name」「.aero」「.coop」「.museum」といろいろなTLDが登場している。今年末には,弁護士,医師,会計士などの専門職用の「.pro」の登録受け付けも始まる。