米メタは8月下旬、フェイスブックやインスタグラムが未成年者のメンタルヘルスを損ねたなどとして全米48州から提訴されていた訴訟で、最大180億ドル(約2兆8000億円)を支払う包括和解に合意した。若年層の利用時間を制限するなどの安全策を受け…
アップル、ヒューストンで進める供給網の米国回帰 Mac mini生産と先端製造拠点の深層
米アップルは8月中旬、米南部テキサス州ヒューストンの生産拠点内に、製造研修施設「アドバンスト・マニュファクチャリング・センター(AMC)」を開設した。この生産拠点では、自社のAIサービス基盤に用いるサーバーを製造しているほか、年内にはデス…
エヌビディアが対オープンAI財務保証を半減、自社リスク抑制へシフト 試されるAIインフラ金融の持続性
米半導体大手エヌビディア(NVIDIA)が、米オープンAIのデータセンター建設に向けた財務保証の規模を大幅に縮小する方針に転じた。8月中旬、当初検討されていた2500億ドル(約40兆円)の保証枠を最大1050億ドル(約17兆円)へと削減し…
グーグル、AI開発体制刷新で基礎研究から製品化重視へ舵 ハサビス氏交代の深層
今年8月、米グーグルは傘下の英AI開発部門グーグル・ディープマインドの指導体制を大幅に刷新した。ディープマインド創業者のデミス・ハサビス氏がCEO(最高経営責任者)を退いて会長に就き、後任として同部門でCTO(最高技術責任者)を務めていた…
半導体を「インフラ資産」へ変貌させるNVIDIA、ウォール街6社と組む5000億ドル調達網の狙い
米エヌビディア(NVIDIA)は先ごろ、米アポロ・グローバル・マネジメントや米ブラックロックなど金融大手6社と提携し、AIインフラの構築に向けて5000億ドル(約78兆5000億円)規模の民間資金(プライベート・キャピタル)を動員するプラ…
アップルが深める中国連携、半導体調達とAI実装で探る現実解 供給網逼迫と米中対立の狭間で
米アップルが中国の半導体大手やIT大手との連携を深める動きを見せている。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、アップルが中国の半導体メモリー大手、長鑫存儲技術(CXMT)の部品の採用に向け、性能評価試験を開始したと報じた。英ロイ…
途上国経済に差す「AIの光」、陰に潜む「依存の罠」 世銀リポートが提示した「スモールAI」という解答
8月上旬、世界銀行は主要報告書『世界開発報告(WDR)2026:人工知能の約束』を公表した。世界的な開発の進展ペースが過去75年間で最も低迷するなか、AIが途上国経済に新たな成長をもたらす可能性を分析している。米国などの先進国では、データ…
AIの「モデル蒸留」とは何か? 中国の“無断抽出”疑惑で激化する米中覇権争い
今年8月上旬にかけて、最先端のAI(人工知能)モデルを巡る米中間の対立が新たな局面を迎えた。強力なAIの出力を利用して小型モデルを学習させる「モデル蒸留」を巡り、中国企業による技術の無断抽出を非難する米国と、不正利用を否定する中国との間で…
AI「雇用喪失論」の真相、7月データが示す「協働の現実」と「採用再開への舵切り」
2025年末から吹き荒れた人員削減の嵐を経て、AIによる雇用の喪失という悲観論が市場を覆っていた。だが、7月下旬に相次いで公表されたデータや主要企業の動きは、そうした予測とは異なる労働市場の実態を浮き彫りにした。米グーグルは今年7月、自社…
米技術圏に迫る中国製オープンソースAIの波、高価格・規制リスクへの自衛策として広がる採用
7月中旬、中国・上海市で開催された世界人工知能大会(WAIC)において、同国の主要AI企業が米国の最先端モデルに肉薄する最新システムを相次ぎ発表した。北京を拠点とする月之暗面(ムーンショットAI)は新型モデル「Kimi K3」を公開し、主…