トランプ米大統領は先ごろ署名した、メキシコ、カナダ、中国からの輸入品に追加関税をかける大統領令に、小口輸入品も課税対象に含めると明記した。大統領令が履行されれば、これまで小口輸入への免税措置を利用して米国で事業を急拡大してきた中国系新興E…
Google、売上・利益が過去最高も株価下落 成長減速 クラウド事業の成長率に失望、AI投資拡大も好感されず
米グーグルの持ち株会社である米アルファベットの2024年10~12月期決算は、売上高、純利益ともに過去最高を更新した。6四半期連続の2桁増収、7四半期連続の増収増益だった。しかし、売上高は市場予想を下回った。AI投資の拡大計画も好感されず…
ファーウェイ、中国スマホ市場で首位 米規制以降初 アップル苦戦、販売台数大幅減で首位陥落
香港の調査会社カウンターポイントリサーチがこのほど公表したリポートによると、中国のスマートフォン市場で華為技術(ファーウェイ)の四半期ベース販売台数が約4年ぶりに首位に浮上した。ファーウェイは2020年まで首位だったが、米政府の輸出規制の…
Apple、売上が過去最高もiPhone低迷 中国事業不振 一方、サービス事業好調で粗利益率は過去最高の46.9%
米アップルの2025会計年度第1四半期(24年10〜12月期)決算は、売上高が前年同期比4%増の1243億ドル(約19兆2300億円)と、四半期ベースで過去最高を更新した。3四半期連続の増収だった。ただ、スマートフォン「iPhone」の売…
マイクロソフトとメタ、好決算発表後に明暗 MSはAzureが成長減速 メタは売上高・純利益が過去最高
米マイクロソフト(MS)と米メタの2024年10~12月期の決算は、いずれも増収増益で、市場予想を上回った。だが、決算発表日の米国株式市場の時間外取引で明暗が分かれた。マイクロソフトは株価を下げ、メタ株は上昇した。マイクロソフトは生成AI…
中国製AIモデルのDeepSeek、シリコンバレーが絶賛 米国製最先端チップ使えずも「驚くべき成果」
中国・杭州のAI(人工知能)開発企業「ディープシーク(DeepSeek、深度求索)」が先ごろリリースしたAIモデルが米シリコンバレーの専門家を驚かせていると、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)や英フィナンシャル・タイムズ(FT)…
台湾TSMC「トランプ政権下でも米政府の補助金継続」 バイデン前政権の「CHIPS・科学法」は維持されるのか?
半導体の受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、トランプ政権においても米国の「CHIPS・科学法」に基づく補助金の支給が続くとみている。一方、トランプ氏はかねて、台湾の半導体産業を非難しており、新政権の発足に伴いTSMCに対…
対中規制、第2次トランプ政権はどう引き継ぐのか バイデン前大統領、政権末期に矢継ぎ早の規制案
バイデン前米政権は、その政権末期だった2025年1月中旬に相次いで新たな半導体輸出規制を発表した。中国が軍事や技術分野でAI(人工知能)を活用することを阻止するための最後の締め付け策だったと米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は報…
Amazon、次の外販は「広告技術」 他の小売業者に 今度は自社向けアドテック、競合ECサイトに有償提供
米アマゾン・ドット・コムはこのほど、自社の電子商取引(EC)事業向けに開発してきた広告技術(アドテック)を外部の小売業者が利用できるようにするサービスを始めると明らかにした。これは「Amazon Retail Ad Service(Ama…
2024年の世界スマホ出荷、アップルとサムスンが減少 1・2位維持も中国勢との競争激化
米調査会社のIDCがこのほど公表したデータによると、米アップルと韓国サムスン電子の世界スマートフォン出荷台数は、2024年の10~12月期と年間のいずれも減少した。小米科技(シャオミ)などの中国メーカーとの競争に苦戦し、伸び悩んだ。202…