米アップルと米アマゾン・ドット・コムの2026年4~6月期決算が出そろった。両社ともに生成AI需要の拡大や主力の基幹事業が好調を維持し、過去最高水準の業績を達成した。しかし市場の好感とは対照的に、その足元では深刻な課題が浮き彫りとなってい…
AI実装は「常駐支援」の時代へ アマゾンとマイクロソフトが計35億ドル投じる「FDE」とは? 背景にある顧客の「特定モデル依存」への警戒感と自走への課題
米アマゾン・ドット・コム傘下のAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)と米マイクロソフトは、法人顧客へのAI実装を直接支援する専門組織の設立を相次ぎ発表した。両社が投じる資金は合計で35億ドル(約5700億円)に上る。背景には、AI基盤モデル…
アマゾン、インド「7.8兆円」投資の光と影 半年で巨額投資上積み、自動化と雇用の行方 成長市場で巨大テックが覇権争い、インフラ負荷と不透明な就業機会
米アマゾン・ドット・コムは先月下旬、インドにおけるAI、およびクラウドインフラの拡張に向け、130億ドル(約2兆1100億円)を追加投資すると発表した。これにより、2026年から2030年までの同国への投資総額は480億ドル(約7兆800…
アマゾン、AIエージェントで創薬効率化 予測と実験統合の「ラボ・イン・ザ・ループ」実装本格化
米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が4月中旬に発表した創薬支援アプリケーション「Amazon Bio Discovery(アマゾン・バイオ・ディスカバリー)」の運用が本格化している。発表から3カ月が経過し、計算生物学の専門知識を持たな…
AI電力確保、アマゾンとグーグルが先行 送電網への接続待ちに2つの解決策 リースによるスピード重視と化石燃料への依存、巨額投資の収益化へ妥協も
AIの普及に伴う電力需要の急増を背景に、米ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)による電源の確保競争が激化している。米データ分析会社などの予測によると、米国における今後のデータセンター電力容量の確保において、米アマゾン・ドット・コムと…
アマゾン、「自動車EC」を本格化の真のねらい
アマゾンが自動車販売に関心を寄せる背景には、その巨大な市場の存在がある。米国内における新車販売の市場規模は、年間約1兆4000億ドル(約226兆円:1ドル=161.38円換算:以下同)に達する。これほど巨大な市場規模を持ちながら、自動車販…
アマゾンが欧州で進める1.85兆円投資、対話型ロボの本格配備と狙い フラットな「創業期」への回帰を急ぐ裏で、ささやかれる人員削減への不安
米アマゾン・ドット・コムは6月初旬、欧州のフルフィルメントセンター(大型物流倉庫)へ100億ユーロ(約1兆8500億円)以上を投資する計画を発表した。新たなロボティクス技術の導入や、2万5000人の雇用創出が盛り込まれている。計画には、物…
トランプ氏のAI大統領令と「ミュトス」の提供先拡大、一転して電撃的な全面停止へ 義務化避けた30日の任意検証、アマゾンの指摘契機に「強権発動」の波紋
トランプ米大統領は6月2日、最先端のAI開発企業に対し、最新モデルの公開前に政府への情報提供を求める大統領令に署名した。これは、サイバー防衛能力に優れた新型AIの台頭を受けた安全保障対策の一環である。同日には、米新興アンソロピックが新型モ…
配送スピード向上でウォルマートに対抗! 米アマゾンが仕掛ける「1時間・3時間配送」
アマゾンの超高速配送を支える基盤となるのが、物流組織の抜本的な再編である。同社は26年1月、独立組織であった「食料品物流部門(AGL)」を、「世界運営部門(Worldwide Operations)」に統合した。この「One Grocer…
米Amazon、アレクサに購買機能を統合 自律型のショッピングAIを本格展開 顧客との接点や高収益の広告枠を死守 主導権を巡る流通・テックの攻防戦
米アマゾン・ドット・コムは5月中旬、自社EC(電子商取引)の購買体験を再構築する新たな自律型AIショッピングアシスタント「Alexa for Shopping(アレクサ・フォー・ショッピング)」を発表した。従来の専用チャットボット「Ruf…