2026年2月末、生成AI最大手の米オープンAIが発表した1100億ドル(約17兆2000億円)に及ぶ巨額の資金調達は、AI業界の勢力図を塗り替える大きな転換点となった。
発表から3週間近くが経過し、今回の提携が持つ戦略的な意味合いがより鮮明になってきた。
インフラ供給網の劇的な多角化
今回の調達額の内訳は、ソフトバンクグループ(SBG)と米エヌビディア(NVIDIA)がそれぞれ300億ドルで、残りを米アマゾン・ドット・コムが担う。
SBGによる累計出資額は646億ドルに達する見込みで、既存株主らによる資金面での支援は非常に強固だ。
ただ、これまで累計130億ドルを投じてきた筆頭株主の米マイクロソフトは、追加出資を見送った。

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