昨年(2018年)1年間における半導体購入企業のランキングは、韓国サムスン電子が1位で、これに米アップルが次いだ。両社が、半導体の購入に最も多くの金額を費やす電子機器メーカーであることは、2011年から変わりがない。しかし、昨年は、この2…
アーカイブ 2019
アップル、“時すでに遅し”か? AIスピーカーのシェアが一向に伸びず
米国の市場調査会社CIRP(コンシューマー・インテリジェンス・リサーチ・パートナーズ)が公表した最新のレポート(PDF書類)によると、米国におけるAIスピーカー(スマートスピーカー)の利用台数は、昨年(2018年)12月末時点で6600万…
中国の小売市場、今年は米国を抜き世界最大に 小売総売上高619兆円、eコマース比率は世界最大の35%
米国の市場調査会社eマーケターによると、中国の今年(2019年)における小売総売上高は、米国のそれを上回り、同国は世界トップの小売市場になる見通しだ。昨年の中国における小売総売上高は5兆2430億ドル(約576兆2000億円)で、米国の5…
ウエアラブル市場は今後もスマートウオッチが支配する 「日本が市場の成長に重要な役割を果たす」
米国の市場調査会社IDCが、先ごろまとめたレポート(推計値)によると、昨年(2018年)の全世界におけるウエアラブル機器の出荷台数は1億2530万台で、前年から8.5%増加した。世界的にスマートウオッチの人気が高まっているほか、新興国市場…
アマゾン、突如インドで商品が消えた理由 eコマースの規制強化で窮地、打開策はあるのか?
今年(2019年)2月1日、米アマゾン・ドットコムのインドeコマースサイトから突如、何千にも上る商品が消えたと、ウォールストリート・ジャーナルやフィナンシャル・タイムズが報じた。なぜ、そのようなことが起きたのか?それは、インドで2月1日に…
iPhone失速、サービスとインドに賭けるApple
米Apple(アップル)が2018年秋に市場投入した「iPhone」の新モデルシリーズは、販売が芳しくなかったようだ。同社は2018年9月にiPhoneの上位モデル「iPhone XS」「iPhone XS Max」を、同年10月に下位モ…
アップル、雑誌や新聞も「定額制」へ 2019年春にも新サービス開始との観測
先ごろ、米アップルが、iPhoneなどのiOS端末で雑誌や新聞の定額制読み放題サービスを立ち上げる計画だと、ブルームバーグが伝えた。アップルは昨年3月、雑誌の定額制読み放題アプリを手がける米ネクスト・イシュー・メディアを買収すると発表した…
2018年はスマホ市場始まって以来の「最悪の年」 市場成長は止まったか?出荷台数、2年連続で減少
米国の市場調査会社IDCがこのほど公表した最新データによると、昨年(2018年)1年間の世界スマートフォン出荷台数は、14億台(速報値)となり、前年から4.1%減少した。スマートフォンの世界出荷台数は一昨年(2017年)に前年比で0.3%…
アップル、CEOが大きな方向転換を示唆 新たな映像サービスを発表する兆し iPhone低迷の中、新機軸を模索
かねてから伝えられていた米アップルの映像サブスクリプション(定額制)サービスが、数カ月中にも発表される兆しが出てきた。同社は1月29日に、昨年10~12月の決算を発表したが、その電話会見で、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が映像サブ…
アマゾン、プライベートブランド拡大戦略で奇策 独占ブランドの開発を要請
米アマゾン・ドットコムは、昨年(2018年)から、同社のeコマースサイトで独占的に販売する商品ブランドを開発するよう、消費財メーカーに要請していると、米ウォールストリート・ジャーナルが伝えている。同社の要請に応じたメーカーには、ダイエット…