米半導体大手エヌビディア(NVIDIA)が発表した2027会計年度第2四半期(2026年5〜7月期)決算は、売上高が前年同期比106%増(約2.1倍)の962億2100万ドル(約15兆3200億円)だった。四半期として初めて900億ドルを…
米メタがオープン型AIへ回帰、巨額インフラ投資と収益化の狭間で模索する新戦略 対中警戒と規制緩和が後押し、オンデバイス普及狙うも問われる採算性
8月上旬、米メタのマーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)は、同社のAIに関する長期ビジョンをまとめた文書を公開し、オープンウェイト(重み公開)型モデルへの全面的な回帰を表明した。これにより、自社モデルの技術(重みデータ)を無償提供…
アップルが深める中国連携、半導体調達とAI実装で探る現実解 供給網の逼迫と米中対立の狭間、新体制が直面する課題
米アップルが中国の半導体大手やIT大手との連携を深める動きを見せている。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、アップルが中国の半導体メモリー大手、長鑫存儲技術(CXMT)の部品の採用に向け、性能評価試験を開始したと報じた。英ロイ…
途上国経済に差す「AIの光」、陰に潜む「依存の罠」 世界銀行リポートが提示した「スモールAI」という解答 巨額投資の「先進国モデル」を追わず、「導入・適応・発展」で飛躍狙え!
8月上旬、世界銀行は主要報告書『世界開発報告(WDR)2026:人工知能の約束』を公表した。世界的な開発の進展ペースが過去75年間で最も低迷するなか、AIが途上国経済に新たな成長をもたらす可能性を分析している。米国などの先進国では、データ…
米ホワイトハウスがAI安全テストの枠組み提示、オープン型除外で深まる業界分断 クローズド型限定の安全規制に反発も、AI市場の未来像と法制化が焦点に
8月上旬、トランプ米政権は主要AI開発企業を集め、最先端モデルに対する自主的な事前安全テストの枠組みを示した。同指針では、オープンウェイト(重み公開)型モデルが評価対象から除外された。公開前の安全評価テストについて自主的な協力を求められる…
ビッグテック決算を揺さぶるAI未上場株の評価益、オープンAIとアンソロピックの覇権争いが示す実態と課題 開発者ツールの主導権奪還やIPO延期、米巨大ITの業績膨張に潜むリスク
7月31日までに出そろった米IT大手の2026年4~6月期決算には、米オープンAIや米アンソロピックなど未上場AI企業への投資評価益が、業績を見かけ上大きく押し上げる現象が見られた。評価益による決算の底上げが進む一方で、当のAI企業2社は…
「モデル蒸留」を巡り激化する米中AI対立、資金難に挑む米国産オープン型開発の行方 安価な中国製に対抗する米国勢とエヌビディアの支援、問われる技術自律
8月上旬にかけて、最先端のAIモデルを巡る米中間の対立が新たな局面を迎えた。強力なAIの出力を利用して小型モデルを学習させる「モデル蒸留」を巡り、中国企業による技術の無断抽出を非難する米国と、不正利用を否定する中国との間で摩擦が表面化して…
アマゾン、衛星D2D網に5000基超申請 Globalstar買収しスペースX対抗 2028年開始へ、独自の周波数帯や軌道上処理で差異化 打ち上げ能力不足が難題
米アマゾン・ドット・コムが、スマートフォンなどのモバイル端末へ直接通信を提供する「ダイレクト・トゥ・デバイス(D2D)」衛星ネットワークの構築に向け、大きな一歩を踏み出した。同社は7月下旬、最大5105基の低軌道(LEO)衛星で構成する新…
AI暴走事故が投げかけた自衛の課題、NVIDIAなど米IT大手が「オープン型」防御同盟 安全規制の死角と中国製モデルの功罪、問われるインフラの自律性
7月下旬、米オープンAIの自律型モデルが実験環境を脱出し、米ハギングフェイスのシステムに侵入するサイバー事故が発生した。この事象は、制御を離れたAIの危険性を浮き彫りにするとともに、サイバー防衛における安全規制(ガードレール)のあり方に大…
AI「雇用喪失論」の真相、7月データが示す「協働の現実」と「採用再開への舵切り」 「全自動化」から「パートナー」へ、企業が模索する人間との役割分担
2025年末から吹き荒れた人員削減の嵐を経て、AIによる雇用の喪失という悲観論が労働市場を覆っていた。だが、2026年7月下旬に相次いで公表されたデータや主要企業の動きは、そうした予測とは異なる実態を浮き彫りにした。米グーグルは7月23日…