3000億米ドル(約45兆円)規模の検索広告市場における米グーグルの支配力に陰りが見え始めたと、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じている。昨今の生成AI(人工知能)ブームによって検索市場にも変化が起きている。これにより、競…
アマゾン、コスト削減続くも注力分野に重点投資 紆余曲折の事業計画、今後は生成AIとクラウド強化
米アマゾン・ドット・コムが、主力の電子商取引(EC)事業で自社の広告を減らしていることが分かった。2021年にアンディ・ジャシーCEO(最高経営責任者)が就任して以来、会社全体で行われているコスト削減策の一環とみられる。米広告業界誌「Ad…
NVIDIA、90%増収も投資家の高い期待に応えられず 売上高と純利益、6四半期連続で過去最高を更新
AI(人工知能)投資ブームの勢いが加速しており、データセンター向けAI半導体を手がける米エヌビディア(NVIDIA)の売り上げ急増が続いている。エヌビディアの2025会計年度第3四半期(2024年8~10月)決算は、売上高が前年同期比94…
Amazon、新型ドローンの認可取得、米西部で配達開始 空の宅配便拡大、全米展開目指す
米アマゾン・ドット・コムはこのほど、より小型で静かな新型配送ドローン「MK30」の飛行認可を米連邦航空局(FAA)から受けたと明らかにした。既に一部の物流施設に導入しており、一層の高速配送を目指すとしている。FAAから、オペレーターの目視…
5四半期連続100億ドル超え! 急成長続くアマゾンのリテールメディア事業
米調査会社、イーマーケターの分析によると、アマゾンの広告事業が成長している要因には、①購買意欲を持った大規模な顧客基盤、②強力な広告効果測定機能、③拡大する広告掲載枠、の3つがある。アマゾンのECサイトを訪れる人は商品を購入するという目的…
Appleが投資家に警告、「AI時代は利益低下の恐れ」 サービス事業、今後も高利益維持できるか
米アップルは最近、投資家に対し、同社の将来製品・サービスが現在のような高い利益率を維持できない恐れがあると警告した。AI(人工知能)時代における、製品やサービスの移り変わりに備え、法的な保護条項を書類に盛り込んだものとみられる。同社は最新…
MS、メタ、アマゾンなどの巨額投資を投資家が不安視 需要急増、データセンターのキャパシティー拡大に挑むIT大手
米マイクロソフト、米メタ、米アマゾン・ドット・コムなど、米テクノロジー大手は、需要の増大に対応するため、AI(人工知能)データセンターへの投資を拡大している。しかし、一部の投資家はそうした数百億ドル(数兆円)規模の投資を、いつどのように回…
アップルの生成AI、成否はiPhoneの業績次第 ジョブズ氏の「直感」をAI時代にどう生かすのか
米アップルがAI(人工知能)分野の競争で足場を固めるためには、スマートフォン「iPhone」の販売が好調である必要があると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じている。アップルのビジネスモデルはハードウエアが中心だ。顧客に…
iPhone、中国で5位圏内復活もHuaweiとの競争激化 アップルの出荷台数横ばいに対しファーウェイ42%増
中国の2024年7~9月期におけるスマートフォン市場で、米アップルのiPhoneが5位圏内に返り咲いた。新型「iPhone 16」の発売が奏功した。ただし、iPhoneの中国における出荷台数は前年同期からほぼ横ばい。これに対し競合の華為技…
原発に活路見いだす米テック大手、AI開発の競争激化 アマゾンとグーグルはSMR、マイクロソフトはスリーマイル島原発
米テック大手が原子力発電の活用に力を注いでいる。AI(人工知能)開発競争が激化するなか、それを支える自社データセンターに電力を供給するためだ。各社は二酸化炭素(CO₂)排出を実質ゼロ、あるいはマイナスにするという目標を掲げ、風力や太陽光な…