株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 会社概要
  • 2026年9月20日

インド、スマホ輸出で中国やベトナムに敗北のリスク 原因はサプライチェーンの制約と高関税

2024年2月16日

スマートフォンの輸出拠点として台頭を目指すインドは、部品関税の引き下げを検討している。高関税は、インド製造業を保護するのではなく、むしろ国内製造業にとって不利な状況を作り出していると指摘されている。

「メーク・イン・インディア」にアップルなど協力

英ロイター通信の2024年2月13日付の報道によれば、インドのチャンドラセカール電子・情報技術副大臣は、シタラマン財務相に送った同年1月3日付の書簡で、同国がスマホの輸出競争で中国やベトナムに敗北する恐れがあると指摘し、グローバル企業を誘致するために「迅速な行動」が必要だと訴えた。

スマホ製造はモディ政権が掲げるインド製造業振興策「メーク・イン・インディア」(インドでの製造)の重要な政策課題となっている。23年6月に訪米したモディ首相は、米アップルのティム・クックCEO(最高経営責任者)や米グーグルのスンダー・ピチャイCEO、米マイクロソフトのサティア・ナデラCEOなど、米国とインドのテクノロジー企業の幹部らと会談し、これらグローバル企業に対し同振興策への協力を呼びかけた。

一方、アップルは、製販両面でインドを重視している。製造面では、中国への過剰依存からの脱却を図るべく、電子機器受託製造サービス(EMS)大手の台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業などと協力し、インド生産の拡大を進めている。ホンハイは中国工場からもアップルの最新スマホ「iPhone 15」を出荷しているが、その一方で、インド工場における出荷時期を、中国工場の出荷開始からわずか数週間の遅れにとどめるなど、インドでの生産拠点と中国生産拠点のギャップを縮める取り組みを進めている。

iPhoneの最新機種は、他の台湾EMS大手がインドに持つ工場でも生産されている。和碩聯合科技(ペガトロン)と緯創資通(ウィストロン)などのインド工場である。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「インド、スマホ輸出で中国やベトナムに敗北のリスク 原因はサプライチェーンの制約と高関税」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: インド, 中国

最新の記事

  • ジョブズ氏の「熱核戦争」再び、アップル対オープンAI訴訟にみる「ポストスマホ」の覇権争い(2026年09月13日)
  • NVIDIAとスペースX提携が示す次世代の解、「軌道上AI」と「高速推論」へ旋回するインフラ投資 地上の電力制約とエージェント需要が生む、新アーキテクチャーと未踏インフラの統合(2026年09月11日)
  • アマゾン、ドローン配送を全米500都市へ大幅拡大 13年越しの本格始動と即配網統合への課題 最短30分で日用品や食料品などお届け、競合猛追のなか安全性とコスト抑制がカギ(2026年09月10日)
  • 対中AI半導体規制を巡る攻防の深層、中国「限定緩和」と海外クラウド迂回利用の実態 本土規制と開発継続の板挟み、米政府は計算資源アクセスの抜け穴封じを模索(2026年09月09日)
  • アップル、欧州でアプリ手数料を抜本改定 DMA巡る対立の幕引き図る 高収益サービス事業に迫る規制の影、世界的な「包囲網」と収益モデルの転換点(2026年09月08日)
  • マイクロソフトが断行した「選択と集中」、ゲーム部門再編の背景とAI投資シフトの深層(2026年09月06日)
  • アップル、ヒューストンで進める供給網の米国回帰 Mac mini生産と先端製造拠点の深層 トランプ政権との協調で関税リスクを回避、新体制ターナス氏が直面するコストと持続性の課題(2026年09月04日)
  • エヌビディア、対オープンAI財務保証を半減 自社リスク抑制へシフト SBエナジーへの出資と第三者資本活用で試されるAIインフラ金融の持続性(2026年09月03日)

Copyright © 2026 · NewsFront, LLP