昨年(2017年)1年間の世界スマートフォン出荷台数は、前年から0.5%減少した。米国の市場調査会社IDCによると、我々が後にスマートフォンと呼ぶことになった、これらの機器が登場して以来、その年間出荷台数が前年実績を下回るのは、初めてのこ…
タブレット市場はこのまま萎んでいくのか?
先ごろ、米アップルは、価格据え置きながら、プロセッサー性能などを向上させ、新たにスタイラスペン「Apple Pencil」を使えるようにした新型「iPad」(第6世代)を発売した。だが、タブレット端末の市場は、世界的な低迷が続いている。果…
やはり、iPhoneは金を稼ぐ力が業界断トツ
米アップルと言えば、時価総額世界トップの企業。主力製品である「iPhone」は、その利益率が高く、利益シェアは業界断トツであることは、知られている。そうした中、アップルの強みを示す新たなデータが、米国の市場調査会社ストラテジー・アナリティ…
栄枯盛衰、音楽CDの30年。衰退の背景には何が?
米ビルボード誌が伝えるところによると、米家電量販大手のベストバイは、今年7月1日をもって、音楽CDの店頭販売から撤退する。また、同じく小売りチェーン大手の米ターゲットは、まだしばらく販売は続けるものの、今後は委託販売に切り替える意向を固め…
アップルは腕時計市場も変えるのか? ついにスイス時計を上回る
スマートフォンの普及によって、携帯電話機市場の勢力図や、私たちを取り巻く社会の様相は変化した。そのきっかけをつくったのは、今からほぼ11年前に発売された「iPhone」だ。そして、このiPhoneを手がける米アップルは、腕時計市場をも変え…
パソコンは6年連続の前年割れ、ついに10年前の水準に
米国の市場調査会社ガートナーの市場レポートによると、昨年(2017年)1年間に、世界で出荷されたパソコンの台数は、2億6300万台となり、前年実績から2.8%減少した。パソコンの世界出荷台数は、2011年まで右肩上がりで伸び続けた。しかし…
アップル、iPhone Xは予想を下回るも世界スマホ市場で首位
米アップルが昨年市場投入した「iPhone X」については、同社が生産量を大幅に減らしたと報じられている。当初、今年1~3月期におけるiPhone Xの予定生産台数は、約4000万台だった。しかし、アップルはこれを約2000万台に減らすと…
ネット広告市場に忍び寄るアマゾンの脅威
インターネット広告の市場では、検索最大手の米グーグルと、ソーシャルメディア最大手の米フェイスブックが、世界における全広告収入の大半を稼ぎ出し、この市場を支配している。しかし、米ウォールストリート・ジャーナルの報道によると、この市場では、e…
アマゾンが次に狙うのは自動車
米アマゾン・ドットコムのAI(人工知能)スピーカー「Amazon Echo」は、すでに米国における市場シェアが7割を超えたと推計されている。しかし、この端末の中核を担う、クラウドベースのAIアシスタントサービス「Alexa」は、今後、スピ…
YouTubeで今も続く不適切動画の問題
先ごろ米グーグルは、同社傘下の動画共有サービス「YouTube」で、不適切動画排除の取り組みを強化するため、より厳格な基準を設けると発表した。今後は、チャンネルと呼ばれる、動画投稿者のページで、過去12カ月の総視聴時間が4000時間に満た…