米調査会社のIDCがこのほど公表したデータによると、米アップルと韓国サムスン電子の世界スマートフォン出荷台数は、2024年の10~12月期と年間のいずれも減少した。小米科技(シャオミ)などの中国メーカーとの競争に苦戦し、伸び悩んだ。202…
世界パソコン市場、3年ぶりプラス成長達成 2024年 2025年は「AI PC」が買い替え需要けん引か
2024年の世界パソコン出荷台数はわずかながらもプラス成長を遂げたようだ。通年では2億6270万台が出荷され、2023年から1%増加した。10~12月の出荷台数は前年同期比1.8%増の6890万台だった。米調査会社のIDCがこのほど、市場…
米国防総省、テンセントやCATLを「軍事企業」に指定 ネット・電池・通信・科学・航空機・海運など中国有数の企業
米国防総省はこのほど、同省が軍事的性質を持つと特定した企業のリストに、中国有数の企業を加えた。ネットサービスや車載電池、通信、科学、航空機、海運など多岐にわたる分野の企業が「中国軍事企業」に指定された。米ウォール・ストリート・ジャーナル(…
アマゾンの衛星通信「Kuiper」とは、英市場にも進出 まもなく「衛星コンステレーション」配備
米アマゾン・ドット・コムの人工衛星事業「Project Kuiper(プロジェクト・カイパー)」が英国で衛星通信サービスを開始する計画を進めている。早ければ2025年内にもブロードバンドサービスを展開できる可能性がある。英紙フィナンシャル…
iPhone、中国で苦戦続く 外資系スマホ出荷47.4%減 アップル、異例のセールでファーウエイ対抗
米アップルの中国におけるスマートフォン販売が苦戦を強いられている。政府系シンクタンクの中国情報通信研究院(CAICT)がこのほど公表したデータによると、2024年11月の外資系ブランドのスマホ出荷台数は前年同月比で47.4%減少した。CA…
28年までに15.7兆円規模、AIインフラ機器の世界市場 けん引役は「アクセラレーテッドサーバー」
米調査会社のIDCによると、世界のAI(人工知能)インフラ機器(サーバー及びストレージ)の市場は、2028年までに1000億米ドル(約15兆7000億円)を超える規模に達し、かつてない成長を遂げる見通しだ。世界市場をリードするのは米国だが…
ファーウェイ、最新AI半導体を量産 NVIDIA対抗 国内技術で米規制回避も課題は歩留まりの低さ
中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)が、最新AI(人工知能)半導体の量産をまもなく始めることが分かった。米エヌビディア(NVIDIA)製GPU(画像処理半導体)対抗の「昇騰(Ascend)910C」を2025年1〜3月に量産開始す…
2025年の半導体市場15%成長 2nm技術や先端封止技術 AIと高性能コンピューティングがけん引
米調査会社のIDCによると、世界の半導体市場は2025年に15%超成長する見通しだ。AI(人工知能)とHPC(高性能コンピューティング)への世界的な需要が引き続き増加することが要因だ。クラウドデータセンターから特定産業の主要アプリケーショ…
スマホの平均価格、2025年は5%上昇 要因は生成AI 買い替えサイクル長期化で高価格帯機種の販売促進
香港の調査会社カウンターポイントリサーチによると、世界のスマートフォン平均販売価格(ASP)は、2024年に前年比3%増の365米ドル(約5万7000円)に達し、2025年はさらに5%上昇する見通しだ。スマホの価格は複数の要因が絡み合い、…
電力爆食の米国データセンター、今後3年で需要3倍 要因はAIサーバー導入急拡大 高性能半導体や強力冷却は必須
米エネルギー省(DoE)が所管するローレンス・バークレー国立研究所(LBNL)の報告書によると、米国のデータセンターの電力需要は、今後3年間でほぼ3倍に増加し、同国電力の最大12%を消費する可能性がある。データセンター業界が人工知能(AI…