トランプ米政権が、インド政府に対し、米オンライン小売大手アマゾン・ドット・コムや米小売り最大手ウォルマートなどへの市場の完全開放を迫っていることが明らかになった。関税発動を交渉材料に、急成長する1250億ドル(約19兆円)規模のインド電子…
ファーウェイ、新型AI半導体「910C」量産へ 対中輸出規制下でエヌビディア製の代替狙う 米中対立が好機、高性能国産チップ供給
中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が、新型・高性能AI(人工知能)半導体「昇騰(Ascend)910C」について、量産出荷の準備を進めていることが、関係者の話で明らかになった。米国による対中輸出規制の影響で、米半導体大手エヌビディ…
アマゾンがねらう“低価格帯の覇権” 新EC「アマゾン・ホール」を世界に拡大
アマゾンは24年11月、衣料品や化粧品、雑貨など、20ドル(約2900円)以下の低価格商品に特化したオンラインストア「アマゾン・ホール」を米国で開始した。同サービスは中国のサプライヤーから商品を直接調達し、豊富な品揃えと低価格を実現してい…
中国スマホ市場、シャオミがアップル抜き首位 政府補助金で明暗、米中摩擦に懸念も iPhoneは9%減、7四半期連続の前年割れ
2025年第1四半期(1~3月)の中国スマートフォン市場で、同国の電子機器大手、小米(シャオミ)が約10年ぶりに首位に浮上し、これまで激しい競争を繰り広げてきた米アップルが5位に後退したことが、米調査会社IDCなどの調査で分かった。中国政…
アップルとアマゾンの決算じっくり振り返る:増収増益も迫る関税リスク、供給網・先行き見通しに影
巨大IT(情報技術)企業の米アップルと米アマゾン・ドット・コムが相次いで発表した2025年1〜3月期決算は、いずれも売上高・利益が市場予想を上回る好調な内容だった。しかし、両社ともに米政府の対中関税など地政学リスクの高まりを強く意識してお…
人間超えるAI、実現はいつ? グーグル・ディープマインドCEO「汎用人工知能は5~10年以内に実現」
米グーグル傘下のAI(人工知能)開発部門、グーグル・ディープマインドのデミス・ハサビスCEO(最高経営責任者)はこのほど英ロンドンで開いた説明会で、人間と同等かそれ以上の知能を持つ汎用人工知能(Artificial General Int…
米国の対中貿易強硬策、中国ECのTemuとSHEINを直撃 値上げ・広告削減・サプライチェーン動揺 ビジネスモデル根底から揺らぐ、低価格戦略に岐路
トランプ米大統領が打ち出した中国製品に対する広範な関税と、少額輸入品に対する免税措置の適用除外が、中国発の電子商取引(EC)プラットフォーム、「Temu(テム)」と「SHEIN(シーイン)」のビジネスモデルを根底から揺さぶっている。両社は…
アップルとアマゾンの決算振り返る:増収増益も迫る関税リスク、供給網・先行き見通しに影 2025年1~3月期決算分析:リスクへの備え急ぐ
アップルは、直近の2025会計年度第2四半期(1~3月期)決算で、売上高・純利益ともに前年同期比で増加し、市場予想を上回る好調な結果となったと発表した。同時に、米政府の対中関税リスクを回避するため、米国向け製品のサプライチェーンを中国から…
アップル、「Siri」のAI機能強化が2026年にずれ込む見通し 目玉機能の開発難航
米アップルは先ごろ、音声アシスタント「Siri」のAI(人工知能)機能の強化が2026年にずれ込むとの見通しを明らかにした。アプリ連携や個人情報の活用など、次世代Siriの目玉機能の開発が難航しているようだ。アップルは2024年6月に開催…
中国スマホメーカーがトランプ対中強硬策に警戒 世界に最新技術披露も「米中対立」の影
今年3月にスペインで開催されたモバイル関連見本市「MWC 2025」で、中国のスマートフォンメーカーが最新技術を披露して存在感を高めた。しかし、第2次トランプ米政権によって米中間の技術対立が再燃する可能性がある。中国各社は警戒感を強めてい…