米国では昨年、アマゾン・ドットコムの有料会員プログラム「Prime(プライム)」の加入世帯数が、同国全世帯の47.4%に達した。この比率は今後も拡大を続け、今年は全世帯の51.3%(6390万世帯)と、初めて過半を占める見通しだ。そして、…
アマゾン、“低所得層差別”との批判に対処 キャッシュレス「Amazon Go」店舗で、現金受け入れへ
米アマゾン・ドットコムは、昨年(2018年)オープンしたレジ精算不要のコンビニエンスストア「Amazon Go」で、現金決済も可能にするようだ。現金を受け入れない店舗については、低所得者などの銀行口座を持たず、クレジットカード決済が行えな…
アップル、世界最大の音楽市場で快挙となった理由 Apple Musicの会員数、米国で競合のスポティファイを初めて抜く
スウェーデンのスポティファイ(Spotify)が、欧州の数カ国で音楽のストリーミング配信サービスを始めたのは、2008年10月。同社が世界最大の音楽市場である米国に進出したのは2011年7月。それ以来、同社サービスの会員数は右肩上がりで伸…
折り畳み式スマホは「ニッチ製品であり続ける」 出荷台数わずか5%以下と米調査会社ガートナーが予測
米ガートナーがこのほど公表した、世界の情報電子機器市場に関するレポートによると、パソコン、タブレット端末、携帯電話を合わせた、今年(2019年)の世界出荷台数は、22億1000万台となり、前年から横ばいで推移する見通し。パソコンは8年連続…
アマゾンの広告事業がグーグルを脅かす 検索広告が急成長、米国で第2位の企業に
最近は多くの企業が検索広告の出稿先を、米グーグルから米アマゾン・ドットコムに移していると、米ウォールストリート・ジャーナルが報じている。例えば、広告世界最大手の英WPPは、昨年(2018年)3億ドル(約330億円)の広告費をアマゾンの検索…
「iPhone」の不振を示す新たなデータ 販売2桁減、2016年以降最大の落ち込み
米国の市場調査会社ガートナーによると、昨年(2018年)10~12月における世界のスマートフォン販売台数(小売りベース)は、4億840万台で、1年前から0.1%の伸びにとどまった。世界スマートフォン市場は、行き詰まったと同社は指摘している…
中国とインドで窮地に立つ王者アマゾン
米国の市場調査会社eMarketer(eマーケター)によると、中国のeコマース市場はAlibaba Group(阿里巴巴集団)とJD.com(京東商城)による複占が続いている。例えば2018年の売上高シェアはAlibabaが58.2%、J…
音楽産業を衰弱させた“デジタル”は今や復活の希望 台頭するストリーミング、ついにシェア5割超の領域へ
国際レコード産業連盟(IFPI)がこのほど公表した世界レコード(録音)音楽販売統計(PDF書類)によると、昨年(2018年)1年間におけるこの市場の売上高は、前年比9.7%増の191億ドル(約2兆1300億円)だった。これで4年連続のプラ…
アップルが挑戦する雑誌・新聞読み放題サービス 48時間で20万人が登録も、成否は不透明
アップルは、先ごろ特別イベントを開催し、一連のデジタルコンテンツ配信サービスを発表した。そのうちの1つである、雑誌・新聞のサブスクリプション(定額制)サービス「Apple News+」は、すでに米国とカナダで始まっている。(参考・関連記事…
アマゾン、傘下の高級スーパーで大規模な値下げ作戦 競争激化の食品小売市場、割高イメージ払拭し、競合に対抗
アマゾンは、傘下の高級スーパーマーケットチェーン「ホールフーズ・マーケット」で大規模な値下げを実施すると、米ウォールストリート・ジャーナルが報じている。その狙いは、ホールフーズの割高なイメージを払拭すること。また、年間1兆ドル(約110兆…