米半導体大手クアルコムと、米アマゾン・ドット・コム傘下のAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)による大型提携が発表されてから約3週間が経過した。
クアルコムは、複数世代にわたるデータセンター向けカスタム半導体の供給や光接続技術の開発でAWSと合意した。
提携に伴い、クアルコムはアマゾンに対して最大40億ドル(約6300億円)相当の自社株を購入できる新株予約権を付与した。アマゾンによる半導体購入額は最大600億ドル(約9兆4400億円)に達する可能性がある。
米エヌビディア(NVIDIA)が先行してきたAIインフラ市場において、主戦場はモデルの「学習」から実運用の「推論」へと移りつつある。
今回の合意は、スマートフォン向け半導体への依存度を下げ、事業の多角化を急ぐクアルコムと、推論コストの抑制を図るアマゾンの利害が一致した結果といえる。

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