米アップルが対話型AI「Chat(チャット)GPT」を運営する米オープンAIを相手取り、営業秘密の不正流用で提訴した。
米連邦地裁への申し立てから半月余りが経過し、今回の法廷闘争が持つ本質的な意味が浮かび上がってきた。
それは単なる情報流出問題にとどまらず、スマートフォンに代わる次世代の「AI専用端末」を巡る主導権争いの本格化を示している。
「製品主導」回帰の初陣と対決姿勢
アップルは9月1日付でティム・クックCEO(最高経営責任者)が会長に退き、ジョン・ターナス氏が新CEOに就任する新体制への移行期にある。
クック体制が下した最後のアクションとなった今回の提訴は、かつてスティーブ・ジョブズ氏が米グーグルのOS「Android(アンドロイド)」を相手に宣言した全面戦争「熱核戦争(thermonuclear war)」を彷彿させると、米メディアは分析する(ウォール・ストリート・ジャーナル、WSJ)。

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