2026年5月中旬、米グーグルと米投資大手ブラックストーンが発表した共同出資会社の設立は、AIインフラ市場の構造変化を決定づける動きとなった。
発表から約3週間が経過した今、この提携の狙いは単なる設備投資を超え、独自半導体の「外販」と「物理資源の確保」を両立させる新たなエコシステム(経済圏)の構築にあることが鮮明になってきた。
「計算能力の切り売り」へ舵
共同事業の内容は、ブラックストーンが当初50億ドル(約8000億円)の自己資本を投じ、グーグルが独自AI半導体「TPU(テンソル・プロセッシング・ユニット)」を供給して新会社を運営するものだ。
米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)などによると、レバレッジ(借入金の活用)を含めた総投資額は最大250億ドル(約4兆円)に達する見通しで、2027年までに500MW(メガワット)規模のデータセンターを稼働させる計画だ。
最大の注目点は、グーグルが自社クラウドの枠を超えて、TPUを「コンピュート・アズ・ア・サービス(CaaS、サービスとしての計算能力)」という形で外部提供する点にある。

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「AIインフラは「資本と半導体」の結合へ グーグル・ブラックストーン連合が250億ドルの共同事業で覇権狙う 独自開発の計算能力をCaaS展開、物理的な壁を保有データセンターで解消へ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。
