米アマゾン(Amazon.com)は2025年9月、同社ECプラットフォームを利用する出品者に向けて新たなAI(人工知能)アシスタントツール「セラーアシスタント(Seller Assistant)」の提供を開始した。事業運営の一部を自律的に実行する「エージェント型AI」を搭載したこのツールは、出品者の業務プロセスのあり方に新たな方向性を示すものとして注目されている。本稿ではあらためてその機能と背景にある戦略を考察し、流通・小売業界への影響を探る。
「応答」から「行動」へ移るAIの役割
新機能の特徴は、AIの役割が、従来の受動的な「応答」から、出品者の業務を能動的に代行する「行動」へと移行した点にある。同社が「出品者の許可を得て、AIが推論し、計画し、行動を支援する」と説明するように、このツールは出品者の「参謀」として機能することをめざしている。
このAIは、クラウド部門である、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が提供するAI開発基盤「ベッドロック(Bedrock)」などを活用している。おもな機能は多岐にわたる。たとえば以下の通りだ。

本記事は、流通・小売業界 ニュースサイト「ダイヤモンド・チェーンストアオンライン」向けに弊社が執筆した記事「米アマゾン、出品者向け「エージェント型AI」を本格導入 小売業の業務効率化を支援」の一部です。全文は、ダイヤモンド・チェーンストアオンラインのサイトにてお読みください。
