米中による技術覇権争いが激化する中、自国の経済安全保障と文化的自律性を守るため、独自のAI基盤を構築する「ソブリンAI(Sovereign AI)」の動きが世界的に加速している。
先月下旬(11月24日)、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、韓国がこの分野での主導権を握るべく、官民一体となった巨額投資とインフラ整備に乗り出したと報じた。
特定の超大国プラットフォーマーへの依存リスクを回避し、AIインフラを「国家の重要資産」として再定義する動きが、2025年の暮れを迎え、実行フェーズへと移行しつつある。
韓国、AI予算を3倍増 「1日の遅れは1世代の遅れ」
報道によると、韓国政府は2026年のAI開発予算を前年比で約3倍となる約68億ドル(約1兆1000億円)に引き上げる方針を打ち出した。
さらに、AIを含むハイテク戦略産業向けに、今後5年間で約1020億ドル(約15兆9000億円)規模の「国家成長ファンド」を設立する計画だ。

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