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原発に活路見いだす米テック大手、AI開発の競争激化 アマゾンとグーグルはSMR、マイクロソフトはスリーマイル島原発

2024年11月12日

米テック大手が原子力発電の活用に力を注いでいる。AI(人工知能)開発競争が激化するなか、それを支える自社データセンターに電力を供給するためだ。

各社は二酸化炭素(CO₂)排出を実質ゼロ、あるいはマイナスにするという目標を掲げ、風力や太陽光などの再生可能エネルギーを調達してきた。だが、膨大な電力を必要とするAIの普及により、これら再生エネ電力では足りなくなってきた。大型データセンターは、中規模都市と同程度の電力を消費するからだ。そこで、同じくCO₂を排出しない原子力発電に注目し始めた。

アマゾンとグーグル、小型モジュール炉に期待

米アマゾン・ドット・コムと米グーグルは最近、米国の電力大手と契約を締結した。小型モジュール炉(Small Modular Reactor、SMR)から電力供給を受ける計画だ。

アマゾンは米東部バージニア州でSMRの開発を支援するため、米エネルギー大手ドミニオン・エナジーと協力する。総投資額は5億米ドル(約760億円)超である。

その一環として、原子炉と燃料技術の開発を手がける米スタートアップのXエナジーや西部ワシントン州の発電事業者エナジー・ノースウエストと契約した。アマゾンとXエナジーは2039年までにSMRによる発電を5000メガワットに増やす計画だ。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「原発に活路見いだす米テック大手、AI開発の競争激化 アマゾンとグーグルはSMR、マイクロソフトはスリーマイル島原発」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com, Google, Microsoft

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