2012年度の国内携帯電話出荷台数は、米Appleがメーカー別で首位となったことが、MM総研の調査で明らかになった。Appleはこれまでも半年単位でトップを記録していたが、今回年度を通してスマートフォン、従来型携帯電話を問わずiPhoneが最も市場に出回った端末となった。
国内携帯電話の総出荷台数は前年度比2.2%減の4181万台。上半期は前年同期に比べ1%増の2049万台だった、下半期は同5.1%減の2132万台となった。後半はキャリアによる在庫調整の影響で伸び悩んだ。一方、スマートフォンの出荷台数に限ってみると、2012年度通期は前年度比23.0%増の2972万台と好調。総出荷台数に占めるスマートフォン出荷台数比率は71.1%に上昇している。
メーカー別シェアでトップとなったAppleは、出荷台数が47%増の1066万台、シェアは25.5%(グラフ参照)。国内市場に出回る4台に1台はiPhoneという計算だ。Appleは前年度の2位から順位を上げている。また半期別に見ると2011年度下期から3半期連続で1位を維持している。

本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「[データ] iPhone、ついに日本で携帯電話の首位に、2012年」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。