株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年7月26日

米テック大手、収益化の見込み不確実もAIに積極投資 Google、Microsoft、Meta、Amazonの幹部、AI設備投資の意義強調

2024年8月15日

このほど出そろった米テック大手の2024年4~6月期決算で、各社がAI(人工知能)分野に積極的に投資をしており、今後も支出を増やす意向であることが分かった。

IT各社は2022年末、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)時に増やしすぎた支出を抑制するためにコスト削減策を推進していた。そのときに登場したのが米オープンAIの「Chat(チャット)GPT」だった。それ以降、AIに新たな可能性を見いだした各社は、一気に緊縮から投資拡大へとかじを切った。

グーグルCEO、忍耐の重要性を強調

米ニューヨーク・タイムズ(NYT)によれば、米アップル、米アマゾン・ドット・コム、米メタ、米マイクロソフト、米グーグルはこの4~6月期だけで、計590億ドル(約8兆6000億円)の設備投資を行った。これは前年同期比で63%増、4年前と比較すると2.6倍になる。アップルを除けば、その大部分をデータセンターの建設と、AI構築のための新しいコンピューターシステムの導入に充てた。

テック大手のリーダーらは、ChatGPTのようなサービスの基盤となる生成AI技術を、一世代に一度あるかないかのチャンスと捉えている。グローバル企業の複雑な業務をこなすソフトウエアから新薬の開発に至るまで、あらゆるものを革命的に変えることができると考えている。

各社は決算説明会で投資家に向けて忍耐の重要性を強調した。グーグルのスンダー・ピチャイCEO(最高経営責任者)は「このようなことには時間がかかる。投資不足のリスクは、過剰投資のリスクよりもはるかに大きい」と説明した。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「米テック大手、収益化の見込み不確実もAIに積極投資 Google、Microsoft、Meta、Amazonの幹部、AI設備投資の意義強調」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com, Google, Meta, Microsoft

最新の記事

  • AI時代の「新SEO」に商機 脱“グーグル検索”に賭ける新興企業、チャットボット向け最適化で急成長 サイト訪問が「人」から「機械」へ、新たな潮流(2025年07月23日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か? 専門家警鐘(2025年07月20日)
  • AI人材戦争、メタが号砲 「超知能」へ巨額報酬で獲得攻勢 ザッカーバーグ氏主導で頭脳集め、新部門設立で覇権狙う(2025年07月18日)
  • アマゾン、導入ロボット100万台 物流現場で、AIで革新、人間との協働が新たな段階へ 生成AIで効率1割向上、従業員は高度業務へ転換(2025年07月17日)
  • 地方部の配送網と全米の拠点整備に190億ドル投資! アマゾンが仕掛ける物流戦略とは(2025年07月17日)
  • テスラが無人運転で描く未来、技術革新で販売不振の打開狙う 逆風下の次世代戦略、配車・共有サービスで活路探る(2025年07月16日)
  • 「エージェントAI」、期待先行で4割頓挫も 米ガートナー警鐘、真の価値見極めがカギ 過剰な宣伝に惑わされず、正しい活用で新たな成長機会を(2025年07月15日)
  • SHEIN・Temuに猶予期間、米中関税引き下げもデミニミス復活なく根本解決には至らず(2025年07月13日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント