この年末商戦,米国の小売業者はミニブログの「Twitter」を大いに活用して販売活動を展開しているとNew York Timesが報じている。米国では感謝祭翌日のブラック・フライデーから約1カ月間が1年で最も消費が盛ん […]
アーカイブ 2009
米で本格回復か!Amazon株空前の急騰,MSは「7」好調で年末商戦に期待
10月の中旬から下旬にかけて主要企業の業績報告が相次いだ。米Microsoft,米Intel,米Googleといった大手の2009年7~9月期決算が出そろった。なかでも驚きの好業績を報告したのは米Amazon.com。同社の売上高は前年同期比28%増の54億5000万ドルとアナリスト予想を約4億ドル上回った。最終利益は同68%増の1億9900万ドル。世界100カ国以上に向けて販売開始した電子書籍リーダー「Kindle」が好調で,今やAmazon.comの取扱商品の全カテゴリーで最も売れる商品になっている。
Googleの書籍デジタル化和解案が頓挫,合意内容見直しで新たな局面へ
米Googleの書籍全文検索サービス「Google Book Search」をめぐる集団訴訟の和解案が最終局面で頓挫した。ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所は2009年9月24日,予定されていた公聴会の延期を決定した。この和解案はGoogleと,原告側である米国の作家団体Authors Guildおよび米国出版者協会(AAP:Association of American Publishers)が2008年10月に合意していたもの。連邦民事訴訟規則によって集団訴訟の和解は当事者同士だけでは行えず,裁判所の承認が必要となる。そのための公聴会が2009年10月7日に予定されていたが,ここに来てさまざまな反論が世界中から巻き起こった。
Appleはなぜ好調なのか?うわさのタブレットとは?
ネットブックが引き起こしたパソコン市場の価格下落も影響し,米HP(Hewlett-Packard)や米Dellなどパソコン大手の業績は不振だった。各社は低迷するパソコン分野の収益悪化を補うべくモバイル分野への進出を図っ […]
Microsoftはどこへ行く?
Microsoftが過去最悪の決算を報告,GoogleがChrome OSを発表し,MicrosoftとYahoo!はついに提携。トッププレーヤ各社の動きは絡み合い,業界に構造変化が起こる。09年7月に何があったのか――。