米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムは6月下旬、新たな配送サービス拡大計画を発表した。Prime(プライム)会員向けの「当日・翌日配送」を、これまで手薄だった米国の地方や小規模な都市へ広げる。2025年末までに、新たに4000…
テスラ、ロボタクシーついに始動―自動運転の未来占う試金石、期待と課題が交錯 EV事業の次なる柱へ、市場からは期待と懐疑の声
電気自動車(EV)大手の米テスラがついに、長年の公約であった自動運転による配車サービス「ロボタクシー」事業で第一歩を踏み出した。先月下旬、同社が本社を置くテキサス州オースティンで、招待制ながらサービスを開始した。イーロン・マスクCEO(最…
アマゾン傘下ズークス、ロボタクシー量産へ新工場稼働 年内ラスベガス商用化でウェイモ追撃 運転席のない独自車両で市場参入、未来の移動体験を現実に
米アマゾン・ドット・コム傘下で自動運転技術を開発する米ズークス(Zoox)はこのほど、米カリフォルニア州に専用設計のロボタクシー量産工場を本格稼働させたと発表した。
アマゾンAI戦略がもたらす生産性と雇用のトレードオフ – CEO書簡を読み解く ジャシー氏、全社変革を宣言 業務効率化で人員削減も示唆
米巨大IT企業、アマゾン・ドット・コムのアンディ・ジャシーCEO(最高経営責任者)が先月17日、全従業員に宛てて書簡を送付した。その内容は、生成AIの全面的な導入と活用を柱とする経営方針を表明するものだった。
台湾、ファーウェイとSMICを輸出規制リストに追加―米国と歩調、先端技術の流出阻止へ 米中の技術覇権争い激化、半導体供給網に新たな火種か
台湾当局は6月中旬、中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)と中国半導体ファウンドリー(受託製造)最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)を、事実上の禁輸対象となる輸出管理リストに追加した。
米国のAI半導体輸出規制、中国の国産化を加速させる皮肉 巨大な「保護市場」を生む結果に ファーウェイ軸に供給網構築急ぐも、製造能力に壁
米政府が安全保障を理由に強化する先端AI半導体の対中輸出規制が、中国のAI開発に打撃を与えている。しかしその一方で、中国内に外国勢が参入できない巨大な「保護市場」を生み出すという皮肉な状況も招いている。
NVIDIA、欧州の「AI主権」全面支援 独仏英で拠点強化、Perplexityと提携 産業用AIクラウドや検索知能で新展開、域内企業のデジタル化を加速
米半導体大手エヌビディア(NVIDIA)は先頃、欧州におけるAI開発を強力に推進する新たな戦略を発表した。AI検索の米新興パープレキシティ(Perplexity)との提携や、ドイツでの産業向けAIクラウド構築などを通じて、欧州の「AI主権」確立を後押しする。
グーグルのAI検索、米報道機関に衝撃 トラフィック激減で事業モデル転換模索 「回答」で完結、サイト訪問不要に 各社は「読者と直接」に活路
米グーグルが本格導入したAI検索機能が、米国のニュースサイトを揺るがしている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じたところによると、ユーザーが検索ページ内で直接回答を得られるようになった結果、ニュースサイトへのアクセス(トラフィック)が激減。
ファーウェイCEO「チップは米国に1世代遅れ」 性能不足を連携技術で補う 米国の規制強化を牽制、巨額投資で独自エコシステム構築急ぐ
中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)の創業者、任正非(レン・ジェンフェイ)CEO(最高経営責任者)は6月10日、自社の半導体技術について「米国の同業企業に1世代遅れている」との認識を初めて公式に示した。中国国営メディアとのインタビューで明らかにしたもので、英フィナンシャル・タイムズ(FT)や英ロイター通信などが報じた。
アマゾン「アレクサ」再起への正念場、元MS幹部がAIで事業再建へ 有料版「Alexa+」で収益化目指す、進化なき10年に終止符か
米アマゾン・ドット・コムは、10年にわたり進化が停滞し、巨額の赤字事業と化していた音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」の抜本的な事業再建に乗り出した。陣頭指揮を執るのは、元米マイクロソフト製品開発責任者のパノス・パネイ氏。