米アマゾン・ドット・コムのアンディ・ジャシーCEO(最高経営責任者)は2025年4月上旬、株主宛ての書簡を公開し、同社が進める1000億ドル(約15兆円)規模のAI(人工知能)分野への投資について「競争力を維持するために不可欠」であると説…
アマゾン、150億ドル規模の倉庫拡張検討 資本パートナー募集、建設減速から転換へ 配送網強化、成長へ再投資 パートナーとリスク分散、負担軽減狙う
米電子商取引(EC)大手アマゾン・ドット・コムが、米国内で約80カ所の新物流施設を建設する、総額150億ドル(約2兆2000億円)規模の倉庫拡張計画を検討していることが分かった。建設ペース減速からの方針転換とみられる。計画実現に向けて外部…
DEI逆風下の米企業、名称変更で取り組み継続へ トランプ政権の圧力受け グーグルやアマゾンなど、「多様性」や「公平性」の文言削除
トランプ米大統領による連邦政府のDEI(多様性=Diversity・公平性=Equity・包摂性=Inclusion)プログラム廃止の大統領令や、関連する取り組みへの法的・政治的圧力の高まりを受け、米国の主要企業が、「DEI」という言葉の…
トランプ政権、中国対象の少額輸入免税制度を停止 消費者直送型の中国発Temu・SHEINに打撃 “関税男”、デミニミス・ルールの抜け穴を5月に封鎖
トランプ米大統領はこのほど、輸入品に対する少額貨物関税免除のルールについて、中国及び香港 への適用を停止する大統領令に署名した。米ホワイトハウスが明らかにした。この措置を2025年5月2日午前0時1分(米東部時間)に終了する。急増する中国…
TSMCに1500億円超の制裁金か 米当局が輸出規制違反で調査 ファーウェイAIチップ巡り 米政府、同盟国・地域にも輸出管理規制への順守厳格化
半導体のファウンドリー(受託生産)世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が米国の輸出管理規制に違反した疑いで米商務省の調査を受けている。和解のために10億米ドル(約1500億円)以上の制裁金を科される可能性があると英ロイター通信が関係者…
トランプ関税、AIにもコスト増の波紋 専門家「関税はAIの未来に課税するようなもの」 データセンター建設資材高騰でAI利用料上昇の懸念
トランプ米大統領が発動した広範に及ぶ関税措置が、急速に発展するAI(人工知能)分野にも影響を及ぼす懸念が広がっている。AIサービスの提供に不可欠なデータセンターの建設に使われる資材コストが上昇し、将来的にはAI利用料金の値上げにつながる可…
アップル、インド製iPhoneを米国に輸入 対中関税回避の短期的措置 長期的に関税適用除外を目指す 米政権との交渉力がカギ
米アップルが、インドで組み立てるスマートフォン「iPhone」の米国向け出荷を増やす計画であることが明らかになった。トランプ米政権による新たな高関税措置、特に中国製品への厳しい関税の影響を回避する狙いがある。対中関税への懸念で株価が急落し…
TSMCの米国への1000億ドル追加投資、トランプ氏の圧力かわすも投資家は収益性に懸念 米国展開、困難な道のり 巨額投資の先行きに潜む影
半導体ファウンドリー(受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は先ごろ、米国に1000億米ドル(約15兆円 )の追加投資を行うと発表した。トランプ米大統領の「台湾はアメリカの半導体産業を盗んでいる」との批判をかわす狙いもあるとみ…
人型ロボット開発競争、中国が米国に先行 テスラやエヌビディアに危機感か 中国自動車大手、既に自社工場に導入 テスラは年内導入目指す
米テスラや米エヌビディア(NVIDIA)などの米国のテクノロジー大手が次世代の成長分野として人型ロボットの開発に注力している。しかし、専門家らは中国が既にこの分野で優位に立っていると指摘する。人型ロボットは、AI(人工知能)を搭載して人間…
トランプ米政権、対中ハイテク規制強化 AI・半導体分野で強硬姿勢 新たに中国50社を禁輸リストに、先端技術の軍事転用阻止
トランプ米政権は、中国による先端技術分野へのアクセスを遮断するため、対中輸出規制の大幅な強化に踏み切った。この動きは、AI(人工知能)やスーパーコンピューター(スパコン)、高性能半導体など軍事転用可能な技術開発を阻止することを目的としてい…