米マイクロソフトが2024年7月30日に発表した2024会計年度第4四半期(24年4~6月期)決算は、売上高が前年同期比15%増の647億2700万ドル(約9兆8800億円)、純利益が10%増の220億3600万ドル(約3兆3600億円)…
トランプ発言が高めた米テック大手の台湾リスク NVIDIAやAppleなど、もはや米中政治対立を避けて通れない状況に
投資家はここ最近、半導体産業がいかに政治の影響を受けてしまうかを思い知らされたようだ。2024年7月中旬、世界の株式市場で半導体企業の株価が大幅安になった。米国の輸出規制や、トランプ前米大統領の発言に関する報道によって、米中対立を巡るリス…
生成AIが企業競争力や事業に最も影響を及ぼす3分野 北米・西欧・アジア太平洋のテクノロジーバイヤーに調査
米調査会社IDCが行った最近の調査によって、生成AI(人工知能)が企業の競争力やビジネスモデルに及ぼすと考えられる分野が分かってきた。最も影響を与える可能性が高い3つのビジネス領域は、①「IT(情報技術)意思決定」、②「財務・業務システム…
世界スマホ、4四半期連続で成長 年後半はAIに期待 サムスンとアップルも出荷台数増加
米調査会社IDCがこのほど公表したリポートによると、2024年4~6月の世界スマートフォン出荷台数は4四半期連続の増加となり、市場回復に向けた勢いが高まった。一方、需要はまだ完全回復しておらず、課題は残されているという。同四半期の世界スマ…
アルファベット、5四半期連続の増収増益 4~6月期 ネット広告2桁増、クラウドは売上高と営業利益が過去最高
米グーグルの持ち株会社である米アルファベットが7月23日に発表した2024年4~6月期決算は、売上高が前年同期比14%増の847億4200万ドル(約13兆900億円)、純利益が29%増の236億1900万ドル(約3兆6500億円)だった…
Apple、インド年間売上高が過去最高の80億ドル クックCEO、製販両面でインド重要視
米アップルのインドにおける年間売上高が80億米ドル(約1兆2700億円)に達し、過去最高を更新した。同社は世界最大の人口大国であるインドを重視しており、製造と販売の両面で施策を講じている。低価格帯端末が主流の市場であるものの、最近は中間層…
中国、生成AI導入で世界トップ 多種多様に浸透 特許出願件数も世界首位
中国が生成AI(人工知能)の導入で世界をリードしていることが分かった。この分野における中国の進歩の速さを示す最新のデータが公表されたと、英ロイター通信がAI・データ分析ソフトの米SASと英調査会社コールマン・パークス・リサーチのリポートを…
「人類絶滅の恐れ」、オープンAI現・元従業員が警鐘 AIの「深刻なリスク」と「監視の欠如」を問題視
米マイクロソフトが出資する米オープンAIや米グーグル傘下のGoogle DeepMind(グーグル・ディープマインド)といったAI(人工知能)企業の現職および元従業員が、AIがもたらすリスクについての懸念を表明する書簡を公開した。人類の絶…
世界PC出荷、2四半期連続成長 アップル最大の伸び 「AI PC」への期待と業務用PCの需要増
米調査会社のIDCがこのほどまとめたリポートによると、2024年4~6月期の世界パソコン出荷台数(速報値)は前年同期比3%増の6490万台だった。AI(人工知能)対応デバイス、いわゆる「AIパソコン」への期待が高まっていることに加え、業務…
人手不足を救う人型ロボット、米テック大手が挑戦 テスラやアマゾンが数千億円投入
米国の西海岸ではAI(人工知能)搭載ロボットの開発が活発に行われている。米テスラや米アマゾン・ドット・コムなどの企業は、人型ロボットの開発に数十億ドル(数千億円)を投資している。これらが将来、世界的人手不足の解消につながると期待されている…