半導体大手の米エヌビディア(NVIDIA)は2025年4月中旬、米政府による対中半導体輸出規制の強化を受け、中国市場向けに性能を調整したAI(人工知能)半導体「H20」の輸出にもライセンスが必要になったと明らかにした。事実上の輸出制限とみ…
アルファベット決算、AI投資・混乱下でも過去最高益 関税影響には不透明感も 好決算も市場の懸念払拭には至らず、業績見通し示さず
米グーグルの持ち株会社である米アルファベットの2025年1~3月期決算は、純利益が前年同期比46%増の345億4000万ドル(約4兆9500億円)で、過去最高を更新した。売上高も12%増の902億3400万ドル(約12兆9400億円)と市…
AI投資は前例なき水準で急増、けん引役は「推論モデル」 データセンター需要も爆発的
AI(人工知能)への投資が、テクノロジー大手や各国政府、ベンチャーキャピタリスト(VC)によって前例のない水準で急増している。その背景には、投資の焦点が従来の大規模言語モデル(LLM)から、推論モデルやAIエージェントといった技術にシフト…
エヌビディア、AIスパコン・半導体を初めて米国内生産へ トランプ政権の圧力背景か台湾2社が協力 TSMC・鴻海などと米国内で5000億ドル規模のAIインフラ生産
半導体大手の米エヌビディア(NVIDIA)は2025年4月中旬、AI(人工知能)を駆動させるスーパーコンピューター(スパコン)を、製造パートナーと協力して初めて米国内で生産すると発表した。米西部アリゾナ州で最新AI半導体「Blackwel…
アマゾンCEO「AI投資は競争力維持に不可欠」 株主宛書簡で戦略表明、関税影響は「限定的」 AIで「顧客体験を再発明」、関税リスクは注視継続
米アマゾン・ドット・コムのアンディ・ジャシーCEO(最高経営責任者)は2025年4月上旬、株主宛ての書簡を公開し、同社が進める1000億ドル(約15兆円)規模のAI(人工知能)分野への投資について「競争力を維持するために不可欠」であると説…
アマゾン、150億ドル規模の倉庫拡張検討 資本パートナー募集、建設減速から転換へ 配送網強化、成長へ再投資 パートナーとリスク分散、負担軽減狙う
米電子商取引(EC)大手アマゾン・ドット・コムが、米国内で約80カ所の新物流施設を建設する、総額150億ドル(約2兆2000億円)規模の倉庫拡張計画を検討していることが分かった。建設ペース減速からの方針転換とみられる。計画実現に向けて外部…
DEI逆風下の米企業、名称変更で取り組み継続へ トランプ政権の圧力受け グーグルやアマゾンなど、「多様性」や「公平性」の文言削除
トランプ米大統領による連邦政府のDEI(多様性=Diversity・公平性=Equity・包摂性=Inclusion)プログラム廃止の大統領令や、関連する取り組みへの法的・政治的圧力の高まりを受け、米国の主要企業が、「DEI」という言葉の…
アマゾン、AIの「幻覚・虚構」克服に数学的アプローチ その手法「自動推論」とは?
米アマゾン・ドット・コムは、生成AI(人工知能)が事実でないことを事実らしく作り上げる「ハルシネーション(幻覚)」と呼ばれる虚構回答の問題に、数学的アプローチで取り組んでいる。AIの回答精度を高めることで、信頼性を向上させ、ビジネス機会の…
トランプ政権、中国対象の少額輸入免税制度を停止 消費者直送型の中国発Temu・SHEINに打撃 “関税男”、デミニミス・ルールの抜け穴を5月に封鎖
トランプ米大統領はこのほど、輸入品に対する少額貨物関税免除のルールについて、中国及び香港 への適用を停止する大統領令に署名した。米ホワイトハウスが明らかにした。この措置を2025年5月2日午前0時1分(米東部時間)に終了する。急増する中国…
TSMCに1500億円超の制裁金か 米当局が輸出規制違反で調査 ファーウェイAIチップ巡り 米政府、同盟国・地域にも輸出管理規制への順守厳格化
半導体のファウンドリー(受託生産)世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が米国の輸出管理規制に違反した疑いで米商務省の調査を受けている。和解のために10億米ドル(約1500億円)以上の制裁金を科される可能性があると英ロイター通信が関係者…