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マイクロソフトがサーバーとOfficeで打ってきた新手の意味

2002年10月18日

 ここのところ米Microsoftのビジョン(新製品計画・新構想計画)の発表が相次いでいる。業務プロセスの統合を目指す新計画「Jupiter(ジュピター)」,Microsoft Office XPの次期版「Office 11」,そしてこのOffice 11と同時期(2003年半ば)にリリース予定の「XDocs」といった具合である。Microsoft社はこれらで同社の資産の活性化を図りたいとしている。

 Microsoft社の製品を取り巻く状況は厳しいものになりつつある。巨人・Microsoft社といえども,安閑としていられない状況にある。ここ最近のニュースを見ても,「米Sun MicrosystemsのLinuxパソコン」「LindowsOS搭載の200ドル・パソコン」「米HP(Hewlwtt-Packard),米Dell Computer,米Gateway,ソニーのOffice離れ」などが報じられており,他社の動きが活発なことがよく分かる。

 今回のMicrosoft社の一連の新計画は,こうしたライバル勢の動向と直接的な関連性があるのだろうか? これらの新計画にはどのような製品戦略があるのだろうか,と裏読みしたくなるのである。今回は米国でいち早く報じられたメディアやアナリスト観測,そしてMicrosoft社幹部のコメントなどをチェックしながら,この疑問に迫ってみたい。はたしてMicrosoft社の真の狙いはどこにあるのだろうか?

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本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「マイクロソフトがサーバーとOfficeで打ってきた新手の意味」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。

タグ: Dell, Hewlett-Packard(HP), Jupiter, LindowsOS, Linux, Microsoft, Office 11, Sun Microsystems, XDocs, サーバーソフト, パソコン

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