株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年7月26日

マイナス成長のスマホ、スランプ脱出の鍵握る技術

2018年7月9日

スマートフォンを車載機のディスプレーを介して利用することを「スマートフォンミラーリング」と呼ぶが、シンガポールに本部を置く市場調査会社Canalys(カナリス)によると、今や世界の多くの自動車メーカーがこれを採用しているという。

スマートフォンミラーリングを実現するのが、米Google(グーグル)の「Android Auto」と米Apple(アップル)の「CarPlay」だ。いずれもスマートフォンをUSBケーブルで車内のコネクターに接続すると、車載機のディスプレーにスマートフォンの画面が表示される機能だ。

利用できるアプリは、地図や電話、メッセージ、音楽、オーディオブックなどで、利用者がスマートフォンに入れているアプリの中のほんの一部に限られる。とはいえ、利用者が普段使い慣れているアプリをより大きなディスプレーで利用できるようになる利点は大きい。車載機のコントローラーや画面タッチで操作でき、音声アシスタントも使える。このため運転中であっても安全にスマートフォンを利用できる。

スマホ普及の影響、車載インフォテインメントにも

欧州や米国ではスマートフォンミラーリングが広く普及しつつある。Canalysによると、欧州では2018年1~3月に販売された新車のうち、Android AutoとCarPlayのいずれか、あるいは、いずれにも対応する車の比率が46%になった。この比率は米国では52%となる。また2018年1~3月の期間、欧州では仏グループPSA(旧プジョーシトロエングループ)、独Volkswagen(フォルクスワーゲン)、米Ford Motor(フォード・モーター)が、GoogleとAppleのミラーリング機能に対応する車を多く販売した。米国で対応車種を多く販売したメーカーはGeneral Motors(ゼネラル・モーターズ、GM)、Ford Motor、ホンダの3社だった。

続きを読む
xTECH

本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「マイナス成長のスマホ、スランプ脱出の鍵握る技術」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。

タグ: Android Auto, Apple, CarPlay, Google, iPhone, スマートフォン, ミラーリング, 車載インフォテインメント

最新の記事

  • AI時代の「新SEO」に商機 脱“グーグル検索”に賭ける新興企業、チャットボット向け最適化で急成長 サイト訪問が「人」から「機械」へ、新たな潮流(2025年07月23日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か? 専門家警鐘(2025年07月20日)
  • AI人材戦争、メタが号砲 「超知能」へ巨額報酬で獲得攻勢 ザッカーバーグ氏主導で頭脳集め、新部門設立で覇権狙う(2025年07月18日)
  • アマゾン、導入ロボット100万台 物流現場で、AIで革新、人間との協働が新たな段階へ 生成AIで効率1割向上、従業員は高度業務へ転換(2025年07月17日)
  • 地方部の配送網と全米の拠点整備に190億ドル投資! アマゾンが仕掛ける物流戦略とは(2025年07月17日)
  • テスラが無人運転で描く未来、技術革新で販売不振の打開狙う 逆風下の次世代戦略、配車・共有サービスで活路探る(2025年07月16日)
  • 「エージェントAI」、期待先行で4割頓挫も 米ガートナー警鐘、真の価値見極めがカギ 過剰な宣伝に惑わされず、正しい活用で新たな成長機会を(2025年07月15日)
  • SHEIN・Temuに猶予期間、米中関税引き下げもデミニミス復活なく根本解決には至らず(2025年07月13日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント