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マイナス成長のスマホ、スランプ脱出の鍵握る技術

2018年7月9日

スマートフォンを車載機のディスプレーを介して利用することを「スマートフォンミラーリング」と呼ぶが、シンガポールに本部を置く市場調査会社Canalys(カナリス)によると、今や世界の多くの自動車メーカーがこれを採用しているという。

スマートフォンミラーリングを実現するのが、米Google(グーグル)の「Android Auto」と米Apple(アップル)の「CarPlay」だ。いずれもスマートフォンをUSBケーブルで車内のコネクターに接続すると、車載機のディスプレーにスマートフォンの画面が表示される機能だ。

利用できるアプリは、地図や電話、メッセージ、音楽、オーディオブックなどで、利用者がスマートフォンに入れているアプリの中のほんの一部に限られる。とはいえ、利用者が普段使い慣れているアプリをより大きなディスプレーで利用できるようになる利点は大きい。車載機のコントローラーや画面タッチで操作でき、音声アシスタントも使える。このため運転中であっても安全にスマートフォンを利用できる。

スマホ普及の影響、車載インフォテインメントにも

欧州や米国ではスマートフォンミラーリングが広く普及しつつある。Canalysによると、欧州では2018年1~3月に販売された新車のうち、Android AutoとCarPlayのいずれか、あるいは、いずれにも対応する車の比率が46%になった。この比率は米国では52%となる。また2018年1~3月の期間、欧州では仏グループPSA(旧プジョーシトロエングループ)、独Volkswagen(フォルクスワーゲン)、米Ford Motor(フォード・モーター)が、GoogleとAppleのミラーリング機能に対応する車を多く販売した。米国で対応車種を多く販売したメーカーはGeneral Motors(ゼネラル・モーターズ、GM)、Ford Motor、ホンダの3社だった。

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本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「マイナス成長のスマホ、スランプ脱出の鍵握る技術」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。

タグ: Android Auto, Apple, CarPlay, Google, iPhone, スマートフォン, ミラーリング, 車載インフォテインメント

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