法人向けモバイル端末管理ツールを手がける米Good Technologyの調査によると、米AppleのモバイルOS「iOS(アイオーエス)」や米Google主導の「Android」搭載端末の法人導入が進んでいる。昨年10~12月の間に世界の企業、政府機関で新規利用された端末をOS別に見ると、iOSが65%以上で推移しており最も多かった。次いでAndroidが30%前後で推移した。
6~9月を対象にした前回の調査では米Microsoftの「Windows Mobile」が15%だったが、今回の調査では1%未満となり上位10端末のリストから外れた。ただしWindows Mobileは政府機関などの需要が依然として高いことから、同OSが当面は消えることはないとGood Technologyは見ている。
そして今回の調査で顕著だったのはiPadの躍進だ。新規利用率は期間中14%から22%に上昇している。スマートフォンは個人所有の端末を職場で利用きるようにする企業が増えているが、iPadはノートパソコンの代替として企業が購入している。とりわけ金融、医療分野での導入が増えているとGood Technologyは分析している。

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