Androidスマートフォンを狙うワンクリック詐欺に新たな手口が見つかった。成人向けWebサイトを装って、不正なアプリケーションをダウンロードさせるだけでなく、アプリがカメラのシャッター音を鳴らして持ち主の顔写真を撮影したように思わせたり、バイブ機能を使って端末を定期的に振動させたり、GPSを使って利用者の現在位置を表示したりする。セキュリティソフト大手のトレンドマイクロが報告した。
不正なアプリをダウンロードさせて脅すワンクリック詐欺については、すでに電話番号を盗み取る手口が見つかっているが(関連記事)、今回さらに込み入った手口が明らかになった。
侵入の手口は前回と同じく、成人向けを装ったWebサイト。内容を閲覧するために必要だというアプリをダウンロード、利用しようとすると「現在地」「ネットワーク通信」「ストレージ」「電話/通話」「システムツール」などの操作権限を許可するよう求める画面が現れる。アプリを起動すると「Now loading!!」と言う画面が現れ、次いでカメラのシャッター音が鳴り、請求画面に切り替わる。さらに定期的に請求画面が現れ、都度シャッター音が鳴る。

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