2月下旬、米メタと米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が結んだ長期的なAIインフラ合意は、半導体市場の勢力図に大きな変化を促している。
取引額は1000億ドル(約16兆円)を超える見通しだ。メタは今後5年間で最大6ギガワット(GW)相当のAMD製AI半導体を取り込み、これに伴いAMD株の最大10%を取得する権利を得る。
「脱エヌビディア依存」加速、多様化する調達戦略
今回の提携の核心は、メタが推進するAIインフラの多角化にある。同社は先月中旬、米エヌビディア(NVIDIA)からも数百万個規模の半導体調達を確約したばかりだ。
一方でAMDとも巨額の契約を結んだことは、特定ベンダーへの依存を避ける「ポートフォリオ戦略」の徹底を意味する。
メタは昨年11月、米グーグルの独自半導体「TPU」の採用に向けて協議しているとも報じられていた。

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