米アマゾン・ドット・コム傘下の自動運転開発企業、米ズークス(Zoox)が先月10日、米西部ネバダ州ラスベガスで一般向けのロボタクシーサービスを開始した。
2020年の、アマゾンによるM&A(合併・買収)から5年を経ての市場参入となった。
ズークスが開発した、ハンドルもペダルもない専用車両が公道を走る初の事例となる(ズークスの発表資料)。
先行する米グーグル系のウェイモ(Waymo)が築いた市場に対し、異なるアプローチで挑むズークスの動向は、次世代モビリティーの将来を占う上で一つの試金石となりそうだ。
ゼロから設計した専用車両、乗車体験を重視
ズークスのロボタクシーは、従来の自動車とは大きく異なる構造を持つ。運転席はなく、乗客同士のコミュニケーションを促すため最大4人が向かい合い座る「キャリッジ(馬車)」スタイル室内空間が特徴だ。

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン傘下Zoox、ラスベガスでロボタクシー始動―ハンドルなしの専用車両で市場参入、グーグル系追撃へ 独自設計で快適移動を追求、安全性と信頼獲得が事業成功のカギ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。