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アマゾンの衛星通信「Kuiper」とは、英市場にも進出 まもなく「衛星コンステレーション」配備

2025年1月17日

米アマゾン・ドット・コムの人工衛星事業「Project Kuiper(プロジェクト・カイパー)」が英国で衛星通信サービスを開始する計画を進めている。早ければ2025年内にもブロードバンドサービスを展開できる可能性がある。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)や英紙ガーディアンが報じた。

年内にも「ダイレクト・トゥ・デバイス衛星通信サービス」

英国全土でブロードバンドサービスを展開するためには、英情報通信庁(Ofcom、オフコム)からの承認を得る必要がある。オフコムは2024年に、Kuiperが英国で端末(専用のアンテナとルーター)を運用するためのライセンスについて検討を行ったが、最終決定は現在も保留となっている。こうした中、アマゾンは今後2年以内に英国で衛星ブロードバンドサービスを提供したいと考えている。

アマゾンは、専用アンテナがなくてもスマートフォンと衛星が直接通信できるようにするダイレクト・トゥ・デバイス衛星サービスの展開も視野に入れている。オフコムはまもなく、英国の携帯電話周波数帯で、このダイレクト・トゥ・デバイスの利用を許可するための具体的な協議を始めると明らかにしている。オフコムは「関係者からの回答と最終決定の検討次第では、2025年後半にこのようなサービスを消費者に提供できるようになる」と付け加えた。

多数の衛星連携させる「衛星コンステレーション」

アマゾンのKuiperは、まもなく多数の衛星を連携させて広範囲をカバーする「衛星コンステレーション」の配備を開始する計画で、2025年には通信サービスを始めたいと考えている。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンの衛星通信「Kuiper」とは、英市場にも進出 まもなく「衛星コンステレーション」配備」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

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