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アマゾン、中国系対抗の格安ECに関税課される恐れ 「Amazon Haul」はTemu・SHEINと同様の都度輸入方式

2024年11月27日

米アマゾン・ドット・コムはこのほど、格安オンラインストアを米国の電子商取引(EC)サイト内に開設した。中国などの国外の物流施設から米国の消費者に直接、商品を発送できる仕組みを構築した。米国で急速に人気を集める2つの中国系新興ECサービスに対抗する。

商品の大半10ドル以下の格安EC

モバイルアプリとモバイルサイト内に価格が20ドル(約3000円)以下の商品に特化した、「Amazon Haul(アマゾン・ホール)」と呼ぶセクションを設けた。「Haul」は「大量購入、お買い得品」を指す言葉としてよく使われる。

1.99ドルのスマホケースや4.99ドルのウエストポーチなど、扱う商品の大半は10ドル以下である。送料は3.99ドルだが、1回の購入金額が25ドル以上であれば無料になる。加えて、50ドル以上の購入で5%、75ドル以上の購入で10%を割り引く。1回の購入量を増やす狙いだ。

アマゾンモデルと異なる、消費者への直送方式

アマゾンの従来モデルとの決定的な違いは、商品を注文してから届くまでに1〜2週間と、時間がかかる点だ。アマゾンは、競合他社よりも迅速に商品を届けることで、EC市場で支配力を高めてきた。それを実現するために顧客に最も近い場所に在庫を配置している。販売業者には「フルフィルメント・バイ・アマゾン(FBA)」と呼ぶ物流サービスの利用を促している。これにより年40億個以上の商品を注文の当日または翌日に配達している。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、中国系対抗の格安ECに関税課される恐れ 「Amazon Haul」はTemu・SHEINと同様の都度輸入方式」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com, 中国

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