株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年9月19日

アマゾンの梱包改革、「段ボールを減らせ」 商品パッケージでそのまま配達、米で拡大中

2023年8月18日

アマゾンは自社のロゴ入り段ボール箱を使わず、メーカーの商品パッケージのまま顧客宅に届ける取り組みを進めている。米ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米国全土で何百万件もの注文が、追加の梱包(こんぽう)なしで顧客の玄関先に届けられているという。

梱包・イノベーション担当副社長が主導

目的は梱包・包装資材や配送コストの削減。同社が推進している配送プロセス刷新計画の一環で、これまでの取り組みを一歩先に進めたものだという。

顧客は毎週、大量の段ボール箱を受け取っては処分している。アマゾンのアンディ・ジャシーCEO(最高経営責任者)は、こうしたことにうんざりしている顧客にアピールできると期待しているという。

アマゾンは2023年、同社初の梱包・イノベーション担当副社長としてパット・リンドナー氏を採用した。同氏は、「多くの上級リーダーが認識しているのは、これがますます重要になっているということだ。当社は梱包の分野で次のイノベーションに進む必要がある」と述べている。

アマゾンによると、現在は電子商取引(EC)商品の約11%を、追加の梱包をしない、同社が「商品パッケージで配送(ships in own container)」と呼ぶ状態で届けている。顧客は、注文時に追加の梱包を希望するかどうかを選択できるという。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンの梱包改革、「段ボールを減らせ」 商品パッケージでそのまま配達、米で拡大中」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

最新の記事

  • アリババ、AI半導体新開発 中国が生産3倍計画…独自エコシステム構築で技術自立加速 米国の強硬策がブーメラン効果生む、世界は2つの標準が併存する時代へ(2025年09月18日)
  • 米欧デジタル摩擦、新たな火種―関税・制裁のトランプ威嚇が示す統治思想の衝突 自由か規制か、インターネット空間の秩序めぐる攻防(2025年09月17日)
  • 米政府、中国製AIの「思想的偏向」を“極秘”調査 共産党見解に同調と結論、検閲強化も確認(2025年09月14日)
  • xAIの「Grok 4」、マスク氏への“忖度”という根源的問題 創業者の見解色濃く反映する傾向(2025年09月14日)
  • 最短60分でiPhoneが届く!? アマゾンのドローン戦略の新局面(2025年09月12日)
  • 米中対立がもたらす世界スマホ市場の地殻変動、中国でファーウェイ首位奪還 米国で「インド製」急増(2025年09月12日)
  • メタがグーグルと100億ドル契約 AI覇権争いは合従連衡を繰り返すダイナミック展開へ 広告・AIの宿敵がインフラで協業、「協調と競争」時代に(2025年09月12日)
  • アップルAI戦略が転換点、Siri刷新にライバルGoogleの技術採用を本格検討 音声アシスタントの性能向上急ぐ、自社開発の遅れが背景に(2025年09月11日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント