株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 会社概要
  • 2026年9月19日

米取引委がまたもAmazon提訴か、今度は独禁法違反で 「自社物流サービス利用の出品者を不当優遇」

2023年7月4日

米ブルームバーグ通信は6月29日、米連邦取引委員会(FTC)が近く米アマゾン・ドット・コムを反トラスト法(独占禁止法)違反で提訴する見通しだと報じた。FTCはこれまでアマゾンに対して3件の訴訟を提起してきたが、4件目はアマゾンの主力事業であるオンラインマーケットプレイスを対象としており、包括的な反トラスト法訴訟になるという。

ブルームバーグが入手したという文書と3人の関係者の話によると、FTCは今後数週間以内に訴訟を提起する計画だ。外部の出品者がアマゾンの電子商取引(EC)サイトで商品を販売するマーケットプレイスにおいて、アマゾンは自社の物流サービスを利用する出品者を、利用しない出品者と比べ不当に優遇したとする主張内容になるという。

出品者にとって特権の「Buy Box」を問題視

FTCは、アマゾンが同社の物流サービスを利用しない出品者を不利に扱っていることを示す証拠を集めており、「ショッピングカートボックス(Buy Box)」と呼ばれる「特権」の付与選定基準を調査している。具体的には次の通りだ。

アマゾンでは、マーケットプレイスの商品詳細ページは1商品に付き1ページのみ設けられる。同じ商品の出品者が複数ある場合、ページ内の「他の出品者」というリンクをクリックすると、すべての出品者の商品が表示でき、価格などを比較できる。消費者は気に入った出品者の横にある「カートに追加する」ボタンを押すことで購入手続きを進められる。

しかし、多くの消費者は複数の出品者を表示できるこの機能に気付かず、商品詳細ページ右に大きく表示される「今すぐ買う」や「カートに入れる」を押して購入する。つまり、出品者は商品詳細ページにあるこれらのボタンを獲得できるか否かで売り上げが大きく変わる。これが特権と呼ばれるショッピングカートボックス(Buy Box)の仕組みだ。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「米取引委がまたもAmazon提訴か、今度は独禁法違反で 「自社物流サービス利用の出品者を不当優遇」」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

最新の記事

  • ジョブズ氏の「熱核戦争」再び、アップル対オープンAI訴訟にみる「ポストスマホ」の覇権争い(2026年09月13日)
  • NVIDIAとスペースX提携が示す次世代の解、「軌道上AI」と「高速推論」へ旋回するインフラ投資 地上の電力制約とエージェント需要が生む、新アーキテクチャーと未踏インフラの統合(2026年09月11日)
  • アマゾン、ドローン配送を全米500都市へ大幅拡大 13年越しの本格始動と即配網統合への課題 最短30分で日用品や食料品などお届け、競合猛追のなか安全性とコスト抑制がカギ(2026年09月10日)
  • 対中AI半導体規制を巡る攻防の深層、中国「限定緩和」と海外クラウド迂回利用の実態 本土規制と開発継続の板挟み、米政府は計算資源アクセスの抜け穴封じを模索(2026年09月09日)
  • アップル、欧州でアプリ手数料を抜本改定 DMA巡る対立の幕引き図る 高収益サービス事業に迫る規制の影、世界的な「包囲網」と収益モデルの転換点(2026年09月08日)
  • マイクロソフトが断行した「選択と集中」、ゲーム部門再編の背景とAI投資シフトの深層(2026年09月06日)
  • アップル、ヒューストンで進める供給網の米国回帰 Mac mini生産と先端製造拠点の深層 トランプ政権との協調で関税リスクを回避、新体制ターナス氏が直面するコストと持続性の課題(2026年09月04日)
  • エヌビディア、対オープンAI財務保証を半減 自社リスク抑制へシフト SBエナジーへの出資と第三者資本活用で試されるAIインフラ金融の持続性(2026年09月03日)

Copyright © 2026 · NewsFront, LLP