株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年9月16日

ツイッター、クリエーター経済に注目も収益柱は広告 「手数料収入」では売上倍増不可能、アナリスト指摘

2021年6月22日

ここのところSNS(交流サイト)大手の米ツイッターが相次ぎ新たな有料サービスを打ち出している。同社は2021年2月に売上高を23年までに倍増させることを柱とした事業戦略を発表。収益拡大策の一環として注力しているのがクリエーターだ。様々な分野のプロや専門家、ジャーナリストなどが稼げる仕組みを用意。手数料収入という新たな収益源を確保し、広告に依存しない事業展開を加速させる考えだ。

手数料は「副収入」にとどまる

だが、専門家は「そううまくはいかない」とみている。米CNBCによると、米調査会社イーマーケターのジャスミン・エンバーグ上級アナリスは、当面ツイッターの主要な収益源は広告収入であり、クリエーターから受け取る手数料は「副収入」にしかならないと指摘する。

ただ、クリエーターが同社の広告事業にもたらす経済効果は大きいという。イーマーケターはツイッターの21年の広告売上高が前年比28.7%増の40億3000万ドル(約4400億円)になるとみている。ツイッターの企業価値とは、1日に数時間を費やす利用者によってもたらされている。そうした利用者はクリエーターの投稿を閲覧するためにプラットフォームに集まってくる。

そのうえでツイッターが目指すべきものは、継続して利用者を引き付けること。クリエーターはその目的に必要不可欠だとしている。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「ツイッター、クリエーター経済に注目も収益柱は広告 「手数料収入」では売上倍増不可能、アナリスト指摘」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: X(旧Twitter)

最新の記事

  • アップルAI戦略が転換点、Siri刷新にライバルGoogleの技術採用を本格検討 音声アシスタントの性能向上急ぐ、自社開発の遅れが背景に(2025年09月11日)
  • 米商務長官の「侮辱」発言が火種:中国、NVIDIA製AIチップ購入抑制 「技術への依存」狙う米国戦略に猛反発、「技術自立」へのジレンマ(2025年09月10日)
  • OpenAIアルトマン氏、AIバブルを警告も、数百兆円規模の投資表明 過熱市場への懸念と未来への確信が交錯(2025年09月09日)
  • ベール脱ぐ「iPhone 17」、インド生産加速 米の対印関税と交錯するサプライチェーン その背景に(2025年09月07日)
  • 米Amazonのワンストップショッピングが完成形へ 「牛乳も家電と同じワンカート」 生鮮品を通常配送網に統合、利便性を武器に年末までに全米2300都市展開(2025年09月05日)
  • AIが広告業界にもたらす「破壊的変革」、大手トップが語る危機感と未来像 問われる技術との向き合い方(2025年09月05日)
  • AI人材獲得競争、新局面へ ビッグテックの自滅的行為がシリコンバレー文化を侵食 一部の成功者を生む新手法「リバース・アクハイヤー」、革新の土壌劣化へ(2025年09月04日)
  • アマゾン、AIの「嘘」見抜く新手法 ショッピングアシスタントや最先端倉庫ロボに応用 「ニューロシンボリックAI」導入、精度向上・コスト削減両立へ(2025年09月03日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント