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Amazonがプラットフォーム戦略強化、アシスタント端末や自動注文など

2016年4月1日

先ごろ、米Amazon.comが仮想現実(VR:virtual reality)のプラットフォームを開発していると伝えられ、このことが米テクノロジー系メディアなどの間でちょっとした話題になった。

ニュースを最初に伝えたのは、VRや拡張現実(AR:augmented reality)に関する話題を追っているブログサイト、Upload VR。この記事によるとAmazon.comは最近、米国の求人・キャリア情報サイト、Glassdoorに求人広告を出した。本稿執筆時点でその募集はすでに締め切っているが、そこにはAmazon.comのVRチームを率いるシニア・ソフトウエア開発マネジャーを募集しているとあった。

Amazon.comの説明によると、このVRチームは「『Amazonビデオ』におけるVR体験の開発を担当し、コンテンツのプラットフォームとインタフェースを探求・開発する」部門。そして、その職務には、VR体験(コンテンツ)の制作と再生のためのプラットフォームが含まれる。Amazon.comはここで「エンターテインメントは急速に進化している。未来は受動的な2D体験に限定されない」とも説明していた。

VRの分野では、米Facebook傘下Oculus VRの「Oculus Rift」や、Oculus VRと韓国Samsung Electronicsが共同開発した「Gear VR」、台湾HTC(宏達国際電子)がまもなく出荷を始める「HTC Vive」、そしてソニー・インタラクティブエンタテインメント(4月1日付でソニー・コンピュータエンタテインメントから変更)が今年10月に発売する「PlayStation VR」といったハードウエアが話題になっている。

映像配信分野で競合に対抗、VR分野に進出か

Amazon.comが募集していたのは、VRコンテンツを配信するためのソフトウエアを開発する人材のようだ。同社はこれまでさまざまなハードウエア製品を開発しており、今回の人材募集は、将来のAmazon.com製VRハードウエアの市場投入を示唆するものであっても不思議ではないといわれている。

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本記事は、日経BP社の総合ITサイト「ITpro」向けに弊社が執筆した記事「Amazonがプラットフォーム戦略強化、アシスタント端末や自動注文など」の一部です。全文は、ITproのサイトにてお読みください。

タグ: Alexa, Amazon, DRS, Echo, HTC(宏達国際電子), IoT, Meta, Samsung(サムスン), ダッシュボタン, 仮想現実(VR), 拡張現実(AR), 自動注文, 電子商取引(EC), 音声アシスタント

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