米カリフォルニア州の議会で今年9月10日、画期的な法案が可決した。米ウーバーテクノロジーズなどの配車サービス、いわゆるギグエコノミー(Gig Economy)で働くドライバーなどの人たちをこれまでの「請負業者」ではなく「従業員」として扱う…
アーカイブ 2019
アマゾンの料理宅配企業への出資を英競争当局が調査 英競争・市場庁は何を問題視しているのか?
米アマゾン・ドット・コムは今年(2019年)5月、英国のフードデリバリー(料理宅配)サービス企業「デリバルー(Deliveroo)」に出資した。このとき、デリバルーが実施した計5億7500万ドル(約630億円)の資金調達で、アマゾンは最大…
アマゾンが検索広告市場で躍進 米国市場で2位に浮上、グーグルとの差を縮める
米国の市場調査会社eマーケターがこのほどまとめたレポートによると、米国の検索広告市場は今年、551億7000万ドル(約6兆円)規模となり、前年から約18%拡大する見通しだ。グーグルのシェア73.1%とダントツ企業別の検索広告売上高は、米グ…
中国「TikTok」、米企業の人材を多数引き抜き フェイスブックやグーグルが対抗策を準備
CNBCなどの米メディアによると、動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」を手がける中国のバイトダンス(字節跳動科技)は、米シリコンバレーに活動拠点を構えて、米国のテクノロジー企業から人材を引き抜いているという。フェイスブックやア…
アップル、新たなハードウエアを来年続々投入か 著名アナリストが次期iPhoneやAR眼鏡を予測
米CNBCは先ごろ、アップルが来年(2020年)の1~3月期にiPhone普及モデルの新型機「SE2」を発売すると報じた。アップル製品の市場動向やサプライチェーン情報に詳しい、中国TFインターナショナル証券の著名アナリスト、ミンチー・クオ…
アマゾン、ついに東南アジアでEC事業本格展開 シンガポールでサービス刷新、インドネシアも視野
米アマゾン・ドット・コムは10月8日、シンガポールでeコマース(EC)サイト「Amazon.sg」を開設したと発表した。同社がシンガポール市場に進出し、有料会員プログラム「プライム(Prime)」を始めたのは2017年のこと。だが同国では…
音楽CDとダウンロードが売れない時代の救世主、ストリーミングついに80%
全米レコード協会(RIAA)がまとめた、同国のレコード(録音)音楽販売統計(PDF書類)によると、今年上半期における売上高は、小売りベースで前年同期比18%増の約54億ドル(約5800億円)だった。昨今は「ストリーミングサービス」がこの市…
アップル、レコード会社悩ます新サービス計画中 複数のサブスク組み合わせた“スーバー・バンドル”登場か
米アップルは11月1日にサブスクリプション形式(定額制)の動画配信サービス「Apple TV+」を始める。月額4.99ドル(日本では同600円)という他社を下回る料金や、iPhone、iPad、Macなどの同社製品の購入者に対する1年間の…
ネット動画に時代の変化、「超短編」が若者に大人気 業界トップの中国企業にYouTube擁すグーグルが対抗へ
米グーグルが、動画共有アプリの米新興企業の買収を検討中だと、米ウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。米シリコンバレーに本拠地を置く企業で、写真・動画共有アプリ「Snapchat(スナップチャット)」を運営する米スナップやビジネス向…
アップル、「Siriの盗聴問題」で信頼回復ねらう 会話分析に新ルール
米アップルは先ごろ、AIアシスタント「Siri」のプライバシー保護を強化し、一時中止していた利用者の会話分析を今後のOS更新に合わせて再開するとの計画を明らかにした。同社はアシスタントの音声認識と応答の精度向上を目指し「グレーディング(等…