3月24日,欧州連合(EU)の独占禁止法に違反したとして,約6億300万ドルの制裁金支払いを命じられてしまった米Microsoftだが,その前週,米国で同社にまつわる奇妙なニュースが流れた。同社が米America Online(AOL)を買収することで,米Time Warnerと協議中というニュースである。報じたのは米大衆紙のNew York Post。同紙が独自に入手した情報によると,Time Warner社とMicrosoft社の幹部は,ここ数カ月,この件に関して幾度か話し合いを持ったという。
アーカイブ 3月 2004
米国で本格的に始まるスパム対策,しかし大手3社の足並みそろわず
米国でようやく,その実効性が期待されるスパム・メール対策が始まる。米Microsoftが2月24日に発表した「Caller ID for E-Mail」がその1つだ。Caller IDサービスとは電話の発信者番号通知サービスのこと。電子メールでもこれと似た仕組みを作って,スプーフィングと呼ばれる“なりすまし”メールを減らそうという狙いである。