米アップルは先ごろ、音声アシスタント「Siri」のAI(人工知能)機能の強化が2026年にずれ込むとの見通しを明らかにした。アプリ連携や個人情報の活用など、次世代Siriの目玉機能の開発が難航しているようだ。アップルは2024年6月に開催…
中国スマホメーカーがトランプ対中強硬策に警戒 世界に最新技術披露も「米中対立」の影
今年3月にスペインで開催されたモバイル関連見本市「MWC 2025」で、中国のスマートフォンメーカーが最新技術を披露して存在感を高めた。しかし、第2次トランプ米政権によって米中間の技術対立が再燃する可能性がある。中国各社は警戒感を強めてい…
アップル、中国市場で苦戦 新型iPhone「16e」で巻き返し狙うも課題山積
米アップルは中国市場でスマートフォン「iPhone SE」の後継機種を発売し、巻き返しを狙う。かつて中国のスマホ市場でシェアトップを誇っていた同社だが、近年は中国勢の猛追に苦しんでいる。特に、vivo(ビボ)や華為技術(ファーウェイ)は、…
マイクロソフト・メタ、共に増収増益 市場懸念払拭し底堅さ示す 1~3月期決算 AI・クラウド、広告事業が好調維持 投資家の不安和らぐ
米IT(情報技術)大手のマイクロソフトとメタ・プラットフォームズが4月30日に相次いで発表した1~3月期決算は、両社ともに市場予想を上回る大幅な増益だった。マイクロソフトはAI(人工知能)とクラウドサービス、メタは主力のデジタル広告事業が…
トランプ政権、エヌビディア製AI半導体の対中輸出を厳格化 規制回避の「H20」も対象に 米政府は軍事転用リスク警戒、中国のAI開発に影響か
半導体大手の米エヌビディア(NVIDIA)は2025年4月中旬、米政府による対中半導体輸出規制の強化を受け、中国市場向けに性能を調整したAI(人工知能)半導体「H20」の輸出にもライセンスが必要になったと明らかにした。事実上の輸出制限とみ…
アルファベット決算、AI投資・混乱下でも過去最高益 関税影響には不透明感も 好決算も市場の懸念払拭には至らず、業績見通し示さず
米グーグルの持ち株会社である米アルファベットの2025年1~3月期決算は、純利益が前年同期比46%増の345億4000万ドル(約4兆9500億円)で、過去最高を更新した。売上高も12%増の902億3400万ドル(約12兆9400億円)と市…
AI投資は前例なき水準で急増、けん引役は「推論モデル」 データセンター需要も爆発的
AI(人工知能)への投資が、テクノロジー大手や各国政府、ベンチャーキャピタリスト(VC)によって前例のない水準で急増している。その背景には、投資の焦点が従来の大規模言語モデル(LLM)から、推論モデルやAIエージェントといった技術にシフト…
エヌビディア、AIスパコン・半導体を初めて米国内生産へ トランプ政権の圧力背景か台湾2社が協力 TSMC・鴻海などと米国内で5000億ドル規模のAIインフラ生産
半導体大手の米エヌビディア(NVIDIA)は2025年4月中旬、AI(人工知能)を駆動させるスーパーコンピューター(スパコン)を、製造パートナーと協力して初めて米国内で生産すると発表した。米西部アリゾナ州で最新AI半導体「Blackwel…
アマゾンCEO「AI投資は競争力維持に不可欠」 株主宛書簡で戦略表明、関税影響は「限定的」 AIで「顧客体験を再発明」、関税リスクは注視継続
米アマゾン・ドット・コムのアンディ・ジャシーCEO(最高経営責任者)は2025年4月上旬、株主宛ての書簡を公開し、同社が進める1000億ドル(約15兆円)規模のAI(人工知能)分野への投資について「競争力を維持するために不可欠」であると説…
アマゾン、150億ドル規模の倉庫拡張検討 資本パートナー募集、建設減速から転換へ 配送網強化、成長へ再投資 パートナーとリスク分散、負担軽減狙う
米電子商取引(EC)大手アマゾン・ドット・コムが、米国内で約80カ所の新物流施設を建設する、総額150億ドル(約2兆2000億円)規模の倉庫拡張計画を検討していることが分かった。建設ペース減速からの方針転換とみられる。計画実現に向けて外部…