株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年6月12日

「アップルに続け」、テック大手で広がるロシア封じ

2022年3月8日

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が激しさを増すなか、米シリコンバレーのテクノロジー大手がロシア事業を停止する動きが広がっている。米CNBCなどが3月6日までに報じた。多くは米政府が科した経済制裁に準ずる形で決定したという。

「ライバル企業に圧力をかける形に」

口火を切ったのは米アップルだった。同社は2022年3月1日、「私たちはロシアのウクライナ侵攻を深く懸念しており、暴力に苦しむすべての人々の側に立っています」と述べ、ロシアでスマホ「iPhone」を含む全製品の販売を停止した。決済サービス「Apple Pay」のロシアでの利用も制限しているほか、政府系のテレビ局、RT(ロシア・トゥデー)と政府系通信社スプートニクのアプリ配信を、ロシアを除く全世界で停止した。

英調査会社CCSインサイトのチーフアナリスト、ベン・ウッド氏は、「アップルの動きは、ライバル企業に追随するよう圧力をかける形になった」と指摘する。

米グーグルの動画共有サービス「YouTube(ユーチューブ)」は当初、ロシア政府系メディアによる広告出稿を禁止するにとどめていたが、3月1日、RTなどのメディアをニュース関連機能から削除し、アプリ配信サービス「Google Play」でRTとスプートニク関連アプリを遮断した。

CNBCによると、グーグルは3月4日、ロシアですべての広告配信を停止した。この決定の前にロシア通信監督庁がYouTubeに対し、「ロシア国民に誤解を与えることを目的とした大規模広告キャンペーンを展開した」と非難していた。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「「アップルに続け」、テック大手で広がるロシア封じ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Apple, Google, Meta, Microsoft

最新の記事

  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手 AI回答エンジンで体験一変? グーグルの勝算と広告収益の行方(2025年06月11日)
  • エヌビディアが台湾にAI戦略拠点とスパコン新設、GPUクラウド市場も創設 米中対立下で供給網強化 次世代コンピューティングの未来図提示、アジア技術の集積地で新たな布石(2025年06月10日)
  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か 専門家警鐘 AI覇権争い暴走の瀬戸際 安全性確保へ業界の自制問われる(2025年06月05日)
  • 米IT大手、サウジとAI大型契約締結 トランプ氏歴訪で巨額投資誘致 NVIDIA・AMDがチップ供給、サウジは「AIハブ」目指す動きを活発化(2025年06月04日)
  • アマゾン傘下の自動運転企業がロボタクシーサービス、テスラとの競争激化へ グーグル系に次ぐ2位狙う(2025年06月03日)
  • 米中関税引き下げ、SHEIN・Temuに猶予期間 デミニミス復活なく根本解決には至らず 在庫補充の好機か、ビジネスモデル転換は継続(2025年06月03日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント