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アップルが開発中の『ARヘッドセット』とは? 謎の「T288」製品化は2020年との観測

2017年12月26日

米テッククランチが伝えたところによると、米アップルは今年(2017年)の夏に、AR(拡張現実)用のヘッドセットを手がけるカナダの新興企業を買収した。

独自技術を持つカナダ企業を買収

この企業は、バーバーナ(Vrvana)と言い、モントリオールを拠点にして活動していた。「トーテム(Totem)」という同社が開発したヘッドセットは、通常のAR用ヘッドセットのように、透過型ディスプレー越しに見える現実の風景にデジタル情報を重ね合わせるのではなく、前方にあるカメラで目の前の風景を捉え、それを内部のOLED(有機EL)ディスプレーに、デジタル情報とともに映し出す。

そのメリットは、利用者を完全にデジタル空間の中に没入させるVR(仮想現実)にも利用できる点。また搭載するカメラシステムは、利用者の3D(3次元)空間上の位置を捉えることができる。赤外線カメラも搭載しており、こちらは利用者の手の位置を追跡する。

事情に詳しい関係者の話によると、アップルはこのバーバーナを、3000万ドル(約33億6000万円)で買収した。同社のウェブサイトには今もアクセスできるが、ソーシャルメディアのアカウントは今夏から更新が止まっている。すでに従業員の多くが、米カリフォルニアにあるアップル本社のチームに加わったと、テッククランチは伝えている。

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本記事は、「Yahoo!ニュース 個人」向けに弊社が執筆した記事「アップルが開発中の『ARヘッドセット』とは? 謎の「T288」製品化は2020年との観測」の一部です。全文は、Yahoo!ニュース 個人のサイトにてお読みください。

タグ: Apple

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