株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年7月2日

バイデン新政権で米テック大手への逆風強まるか

2020年11月11日

2020年11月7日(米東部時間)に米大統領選の当選が確実と報じられたジョー・バイデン前副大統領が次期大統領になる見通しとなった今、GAFAとも呼ばれる米国の巨大IT(情報技術)企業4社に対する逆風がいっそう強まりそうだ。

米連邦議会下院の司法委員会は20年10月、Google(グーグル)やAmazon.com(アマゾン・ドット・コム)、Facebook(フェイスブック)、Apple(アップル)を対象にした反トラスト法(独占禁止法)調査の報告書をまとめた。

この時点では、「報告書は野党・民主党議員がまとめたもので、法的な拘束力はなく、立法化につながるかどうかは不透明」といわれていた。だが、ロイターはこの報告書について、バイデン政権が誕生すれば、GAFAにとって深刻な問題になると指摘していた。

ロイターによると、バイデン氏はかねて「巨大テクノロジープラットフォームは独占的地位を乱用しており、今の経済集中の状況は民主主義をむしばむ」と述べていた。「反トラスト法に関する今の法執行体制は軟弱」とし、「テクノロジー大手には連邦当局による厳しい監視と調査が必要だ」との考えを持つという。

GAFAに対する民主党のロードマップ

ロイターは、この報告書はGAFAに対する民主党のロードマップだという。民主党が上下両院で過半数議席を獲得し「ねじれ構造」が解消されれば、その意味するところは相当に変わると報じている。

続きを読む
xTECH

本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「バイデン新政権で米テック大手への逆風強まるか」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。

タグ: Amazon, Apple, GAFA, Google, Meta, Uber, ギグエコノミー, バイデン米大統領, プラットフォーマー, 反トラスト法(独占禁止法), 国家と対峙, 独占的地位乱用, 米民主党

最新の記事

  • DEI逆風下の米企業、名称変更で取り組み継続 トランプ政権の圧力受け「多様性」や「公平性」の文言削除(2025年06月22日)
  • トランプ氏のiPhone関税、その意図と背景 アップル揺るがす試練、供給網再編・AI戦略・規制対応(2025年06月18日)
  • 米アマゾンの物流拠点で75万台が稼働! 人型ロボットは労災を食い止められるか?(2025年06月18日)
  • 人型ロボット開発競争、中国が米国に先行 テスラやエヌビディアに危機感か 中国自動車大手は既に導入済み(2025年06月15日)
  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手 AI回答エンジンで体験一変? グーグルの勝算と広告収益の行方(2025年06月11日)
  • エヌビディアが台湾にAI戦略拠点とスパコン新設、GPUクラウド市場も創設 米中対立下で供給網強化 次世代コンピューティングの未来図提示、アジア技術の集積地で新たな布石(2025年06月10日)
  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント